平成29年の5月から6月にかけて、3回もの痛風発作に襲われた。

10年以上も高尿酸値を指摘されていながら放置してきた罰だ。

右足親指、左足親指、右足親指と代わる代わる発作に見舞われた。

自宅に大量にあった鎮痛剤(ロキソニン)を服用してごまかしていたところ、当時のブログを見てくださっていた方から、鎮痛剤は重症筋無力症を悪化させる可能性があるとのご指摘をいただき、慌てて服用を止めた。

胸椎骨折後の疼痛、その後遺症の腰痛が出るたび、鎮痛剤、筋弛緩剤を服用していたが、その服用に比例するように複視が悪化していったような気がする。

この一連の痛風発作のストレスが原因なのか、脱力が進み疲れやすくなり、夕方には呂律が回らなくなり、また、常に耳なりを意識するようになり、夜には歩行障害が出るようになった。




(痛風発作のその後)

当時は、脳脊髄液減少症の知識は無く、全ての症状が重症筋無力症だと思っていました。


以前のブログにも書きました通り、平成29年7月に、A大学病院にて鑑別診断してもらったところ、眼筋型重症筋無力症(ダブルセロネガティブ)の確定診断が下ったものの、体症状は原因不明とのことでした。

特に夜の歩行障害が解らなかったようです。(入院中は車椅子生活を余儀なくされました。)


その後、平成29年9月から12月にかけて、脳神経外科医院、B大学病院、B大学の系列病院連携の鑑別診断により、複視については重症筋無力症と脳脊髄液減少症の併発との診断が下りました。


現在は、体症状がどちらの疾病由来か(あるいは、両方の疾病由来か)の鑑別診断中です。


平成29年9月から12月にかけての検査は、初めの頃のブログ、『重症筋無力症と脳脊髄液減少症の鑑別診断』に書かれていますので、よろしければ、ご高覧下さい。
 

 
2年前の階段転落後、順を追って記載すれば、胸椎骨折から始まり、緑内障、白内障、ドライアイ、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、胃炎、十二指腸炎、直腸ポリープ、重症筋無力症、ドライマウス、シェーグレン症候群、母指CM関節症、脳脊髄液減少症と、立て続けに疾病(疑い含む)を指摘され、芋づる式に複数の病院通いをする羽目になりました。
 
 
新たな疾病を診断されたときは落ち込みますが、元来が楽天家な人間、この疾患にどう付き合って、どう克服していくかと気持ちを切り替えるようにしています。(重症筋無力症と脳脊髄液減少症を併発しているとの診断が下されたときは、さすがに気が滅入りましたが・・・)
 
 
短期間に色々な経験させていただきましたので、ご参考までに、恥ずかしながら今までの経緯を開示させていただきました。
 
 
過去の振り返りは、ここまでとします。
 
 
これからは、ブログタイトル通り、あせらず、のんびり記していこうと思います。