小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4
余命宣告を経て完治
これからお話しするのは
10歳で小児がんと告知される前から
遡って書かせていただいています
自己紹介はこちらから
こんばんは
入院後初のMRI検査の日
入院後初めて外の風に触れる
MRI検査当日
慌ただしく看護師さんや先生が
私の部屋へ来て
朝の回診や検温や傷の処置を
終わせます
そしていよいよ
私は入院して初めて外に出る
幸せな時間がやってきます
もちろん痛みや動きが取れないことは
怖かったし緊張して
沢山ドキドキしたけど
外の風に触れた瞬間
胸が高鳴り嬉しかったのは
今でも忘れません
少し話はそれますが
入院した時は大丈夫!とは思って
治療に挑んではいたものの
常に死を間近に感じて過ごしていたので
衝撃的な瞬間だったのでした
沢山の初めてが
重なった日でした
MRI検査のため救急車移送
医師と看護師が同行
痛みのコントロールや
自力移動が困難だったり
点滴も抜けない状態だったので
医療者の管理が必要ということで
あらゆる危険なリスクに備えて
医師と看護師さんが
救急車に同行することに
救急車は通常
サイレンを鳴らして早く患者さんを
移送してくれますが
私はガタンという車の揺れも
傷に障り痛みが出る状況だったため
救急車の隊員はゆっくり走行で
配慮してくれたのでした
私は無事
系列病院に到着後はすぐに
MRI検査室へ
沢山の医療スタッフと隊員さんに
せーの、という声かけと共に
ストレッチャーから検査台へ移動して
いざ検査開始!!
ここで私は忘れられないほどの
強い痛みと戦いの時間が
待っているのでした
感謝を込めて…![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
東京消防庁の救急隊員さん
当時の方が誰かはわからないですし
会うことは困難だと思いますが
救急車移送に応じてくれたことも
感謝しかありません
続きます![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
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今日も病気と闘う子どもたちが
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