小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4
余命宣告を経て完治
これからお話しするのは
10歳で小児がんと告知される前から
遡って書かせていただいています
自己紹介はこちらから
主治医からの皮膚移植手術の説明
執刀医は他病院から来る!?
主治医は手術に向けて
着々と準備を進めていて
どんな方法で手術をするのか
説明がありました
最初に執刀医は
当時 慶應大学病院に在籍の
医師に決定したと聞かされました
週に何日かのみ
私の入院する小児病院に
勤務していて
小児形成外科の世界で
名医と呼ばれる医師なんだそうです
この話を聞いて
難しい手術なのだと
そんな予感がしました
説明は母と私と二人で
病室で聞かされました
状況的に
手術を断ることは出来ません
この手術を受けないと
傷の痛みの日々から抜け出せない
私はこれから受ける
手術の説明を受けている最中
手術を思い浮かべてしまい
不安と今より良くなるという
嬉しいドキドキと
戸惑う気持ちでいっぱいになりました
小児外科の先生が起こした行動
異例の手術依頼
主治医が一生懸命治そうと
国立病院が私立病院に在籍の
形成外科医師に
手術を依頼したことは
異例のことでした
当時 小児病院で私の皮膚の
激しく欠損した褥瘡(じょくそう)を
修復する手術を行える医師が
いなかったことが依頼した理由
小児外科の先生達は
私が良くなるように真剣に考えて
必死で動いてくれたことが
子どもながらに分かりました
そして先生は具体的な
手術の内容の説明を始めました
痛みを乗り越えた先に見た景色は
キラキラと輝いていて
手に握るもの触れる空気
どれもが新鮮でした
続きます
闘病記録の最初はこちらから
今日も病気と闘う子どもたちが
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ありがとうございます