小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4と
余命宣告を経て完治
これからお話しするのは
10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいています
自己紹介はこちらから
震える手を握る看護師長さんの愛
心が救われた言葉
頭の中で沐浴が必要なこと
そうわかってはいても
痛くて声を抑えることが出来ない
沐浴が終わる頃には声は枯れ
私は痛みで全身の震えが止まらず…
すると
当時の看護師長さんが
ベッドの側に来て
震えが収まるまで
手を握っててあげる!!
やよいちゃん!辛いって言って良いよ!
泣いても良いよ!怒っても良いよ!
私が聞いてあげる!
大丈夫!大丈夫よ!
私の震える手を両手で強く握りしめ
何度も繰り返し言葉をかけて
くれたのでした
辛い時に誰かに話したかった…
本当の気持ち
看護師長さんの言葉に
なぜだか胸の中さらに熱くなり
震えで言葉も上手く出せない中
私は声を振り絞り
もういやだ…
もういやだ…
そう言って泣きながら
心の内に秘めていた本当の気持ちを
伝えていました
涙を流した後は…
心が楽になっていたのを
今でも覚えています
看護師さん達はいつも
すぐ側で励まし支えてくれて…
だからこそ私は辛い痛みにも耐え
乗り越えられたのだと
心から感謝しています
当時の看護師長さん
震える手を握って
優しく声をかけてくれたり
いつも厳しくも
側で支えてくれたことは
これからも絶対に忘れません
次へ続きます
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今日も病気と闘う子どもたちが
笑顔で過ごせますように
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最後までお読みいただき
ありがとうございます