こんばんは
小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4の
余命宣告を経て完治
これからお話しするのは
10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいています
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沖縄から届いたプレゼント
クラス全員の願いを込めて
小学5年生の10歳
小児がんと宣告された私は
クラスの友達に
別れを告げられないまま
緊急入院しました
その後もクラスの友達からは
手紙が届いたりもしていましたが
段々と手紙のやり取りは減り
私も治療を始めてからは辛い日々で
いつしか手紙のやり取りも
なくなっていました
沖縄から届いた
千羽鶴
悲しむ間も無く危篤となり
深い眠りについていた私が目を覚ますと
点滴を吊るす棒に
千羽鶴が飾られていました
危篤になった後も
担任の先生や学校と連絡を取り
続けていた母
クラスの先生は私が危険な状況と聞き
クラス全員で千羽鶴を折って
東京の病院へ送ったのでした
後で話を聞いた私は
これがどんなに嬉しかったか…
色とりどりの千羽鶴
クラスの友達の存在が支えに
《友達に忘れられていない》
その出来事は心の支えとなり
沖縄の地元の小学校へ
また通うためにも頑張ろうと
思ったことを今でも覚えています
病気を抱えるすべての子ども達が
病院という環境の中で
取り残されることへの
不安を抱えている
それでも
想ってくれる人がいる
それだけで活力になり
頑張れるんだな〜と感じました
次へ続きます
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今日も病気と闘う子どもたちが
笑顔で過ごせますように
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最後までお読みいただき
ありがとうございます
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