こんばんは
小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4の
余命宣告を経て完治
これからお話しするのは
10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいています
自己紹介はこちらから
眠りから覚めた日 #2
母に返事を返したくても…
私は母に返事をしようとしても
声の出し方を忘れたように
声が出ませんでした
喉は人工呼吸器を挿入していた影響か
何かが詰まっているような感覚で
ヒリヒリと痛かったのを覚えています
目が覚めたあと…
顔を横に動かすことも
指さえも動かせなくなっている
状況でした
止まらない涙
それでも話しかける母に
何とか返事をしたくて
でも返すことが難しくて…
そんなことを考えているうちに
色んな感情が溢れて涙が流れて
止まらなくなっていました
私は幸いにも
人工呼吸器を外した後のショック症状も
脳に障害を残すこともなく
目が覚めました
体に出来た大きな 『傷』
でもすぐに
集中治療室にいる間に
大きな傷が
出来たことを知ります…
次へ続きます
闘病記録の最初はこちらから
今日も病気と闘う子どもたちが
笑顔で過ごせますように
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ありがとうございます