こんにちは
小児がんサバイバー
吉野やよいです
副作用との闘い#2
音を聞くことが辛い
看護師さんが点滴の交換や
私の状態を確認するために病室を訪れるたび
その足音や声さえも
頭に響くようになっていきました
少しずつ変化していく
心の状態
眠ることもできない私は
点滴を見ないように目を閉じてみるものの
目を閉じると同時に
気持ち悪さが込み上げてきます
だから、ただただ
抗がん剤投与が終わることを願って
気持ち悪さと体のだるさと闘い
やり過ごすことしか出来ませんでした
そうしているうちに点滴がひとつ終わり
安心したのも束の間
また新しい点滴が開始されました…
何度も自分に言い聞かせる
いつ終わるか
先の見えない治療
それでも私は
必ず小児がんに勝って
沖縄に帰る!
きっと、みんな待っている
何より私は小児がんに負けたくない!
そう強く何度も
自分に言い聞かせていました
そして日が経つにつれて
抗がん剤の影響が
更に体に出るようになります…
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今日も病気と闘う子どもたちが
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