こんばんは
小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4の
余命宣告を経て完治
これからお話しする内容は
10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいています
治療方法の『選択』#2
当時を振り返り思うこと
選択する基準は何か
何度も迫られる『選択』
それは小学生だった私にとって過酷で
何が最善なのか判断に迷うことは
何度もありました
生死を分けるかもしれない選択
極限の状況
そして限りある時間の中で
選びたくなくても私は生きるために
選択するしかありませんでした
選択する時には
いつも心がけていることがありました
必ず来ると信じた未来
ユーイング肉腫を克服した後の
未来を想像すること
私の場合
克服した後の元気な姿を想像する
それは一種のおまじない
そうすることで
今小児がんと闘う理由は
未来のためなのだと
自分を奮い立たせていたのです
その先の未来を信じての『選択』
それは、10歳の私ができる
辛い時を乗り越える最強の方法でした
私だけは私の未来を信じる
先生から説明を受けていたその瞬間も
ステージ4と言われて末期と言われた時も
私だけは私の未来を信じて
克服した自分を想像しながら
話を聞いていました
完全にそう信じきることは出来なくても
そう頭で少しでも想像することで
心を保っていたのです
そんな風に自分を奮い立たせていた私に
先生は更に治療方法の説明を進めます
治療方法と同時に伝えられたのは
リスク、副作用について…
8年くらい前
母と共に
兄が住む熊本に行った時の写真
病気を克服した先の未来
私は何気ない日常が
一番幸せを感じます
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今日も病気と闘う子どもたちが
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