こんばんはにっこり 

小児がんサバイバー

吉野やよいですピンク薔薇


    

小児がんの一種

ユーイング肉腫ステージ4の
余命宣告を経て完治


これからお話しする内容は
10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいていますピンク薔薇



10歳、ステージ4宣告#2



先生は話を止めることなく

更に説明を続けました


    

『​MRIの背中に写る影は

ユーイング肉腫(P-NET)

小児がんです』



改めて聞かされる正式病名

名前が難しくて

説明の理解が追いつかない





私はこの時

困った表情を浮かべていたと思います





すると隣で聞いていた母が

先生の『がん』という言葉の辺りで

驚いた表情を浮かべると急いで


    


『やよいの背中には

悪さをするのがいてね、、』


先生の言葉を言い換えて

私に伝えようとし始ました





すると先生は厳しい表情で


    


『​お母さん、10歳はもう大人です
十分理解できます』



そう伝えます




『でも…』言いかけた母は

戸惑いながらも話すのを止めました





私が入院した小児病院では

子どもにとって

どんなに厳しい現実であっても

難しい内容でも分かりやすく

病状や治療方針を説明して

同意を得る方針





私はこの時まさに厳しい現実

受け止めなければいけない

状況にありました





母にとっては

がんの病状をストレートに説明する先生

そして娘が告知されている姿




それはどちらも耐えがたい光景で

あったのだと思います





病名を知っていた私も

正直戸惑いは隠せない雰囲気でした





母にとって

がんという直接的な言葉を聞くのは

現実をつきけられること

改めて聞かされる辛い現実は

辛く苦しいものであったはず





ですが先生は更に私に

厳しい治療の選択

ついて話し始めますクローバー




次へ続きます


闘病記録の最初はこちらから


 

明日も病気と闘う子どもたちが

笑顔で過ごせますようにピンク薔薇