こんばんはにっこり 

小児がんサバイバー

吉野やよいですピンク薔薇


    

小児がんの一種

ユーイング肉腫ステージ4
余命宣告を経て完治

これからお話しする内容は
私が10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいていますピンク薔薇




沖縄の病院を退院する日


主治医が東京に行くことを

了承したことを機に




数日もしないうちに

退院日が決まりましたクローバー


 


小児病棟の仲間たち


退院の日が決まってからは

穏やかに、でもあっという間に

小児病棟の仲間との

別れの時はやってきましたクローバー




退院前日

私と母が

病室でベッド周りを片付けていると

同じ病室の子どもたちが

突然の行動に驚いたようで


『退院するの?』

『元気になったの?』


そう聞かれました





急に決まったことだったので

東京に行くことも

退院することも

特に話していませんでした





私が『東京の病院に行くんだ』

そう返事をすると

『えー!そうなの!

良いなー行ってみたい!』

そんな言葉が返ってきました




いつもと変わらない

明るい会話




闘病中の子どもたちにとって

飛行機に乗って東京に行くというのは

体調が安定していなければ出来ないこと




そして

病院の外の世界は

特別な場所




だからこそ私も

退院して病院の外に行くこと

東京に行くために飛行機に乗れることを

楽しみに感じていましたピンク薔薇




でもこの時の私は

小児がんステージ4に向かっている時

良いものではありませんでした




それでも10歳の私は自分の病状が

芳しくないことは理解していながらも

日々を明るく笑顔で生きることを

心がけていて




許される限り

今は楽しいことだけを考えながら

過ごしたいと思っていましたにっこり





退院日当日

私と母は

笑顔で先生や看護師さん

病棟の仲間にお別れの挨拶をしました





同じ病室の仲間やお母さんが

『頑張ってね』

そう優しく声をかけてくれた日を

今でも忘れることはありません





退院した先で

どんなことが起きるか

想像は出来ないけど

私は沢山の人に応援されている!




そう思うだけで

幸せな時間でしたクローバー




初めて夫と行った沖縄の海

沖縄に帰ることは
ないかもしれないと
覚悟していた私

未来は幸せに過ごしているのだと
当時の私に伝えたいクローバー




〈12〉次へ続きます


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明日も病気と闘う子どもたちが

笑顔で過ごせますようにピンク薔薇