こんにちは
小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4の
余命宣告を経て完治
これからお話しする内容は
私が10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいています
家族と過ごす最後の時間#1
一時帰宅
病院を退院した私は
祖父母の家へ一時帰宅をします
退院した先で待っていたのは
愛犬レオと過ごす
初めての時間でした
レオは私が
ユーイング肉腫と判明する頃
祖父母が私が病気と闘う希望にと
飼いはじめた秋田犬
がっしりとした体ながら
生後間もないあどけない表情は
凄く愛らしくて
病気に打ち克ちたい
初めて会った日
私はこの子のために
"病気に打ち克ちたい"
そう思いました
そして一時帰宅したこの日も
がんに打ち克って
また自由にレオと過ごせる日が
訪れますように
そう何度も言葉にして
願いました
(私10歳 レオ生後半年ほどかな)
祖父母の家の玄関先
夜までレオと一緒に過ごしました
Tシャツ犬ですね
この時の私は日焼けしていて
健康的に見えるけど
足や体は浮腫んでいて
背中の痛みもあり辛い状態でした
進行したがんによる痛み
私はこの時
背中にあるがんの進行により
肉腫は大きくなっていました
体を大きく動かすと神経を圧迫し
背中へ激痛が走る状態
そんなこともあり
レオとの散歩は叶いませんでした…
動物が与えてくれる力
それでもこの日
沖縄を離れる前に過ごした
最後のレオとの時間は
これから待ち受ける辛い過酷な治療を
乗り越える糧となります
動物の力って本当に凄い
私はこの時まさにドッグセラピーを
経験していたんですね
#2 次へ続きます
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明日も病気と闘う子どもたちが
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