こんばんはにっこり 

小児がんサバイバー

吉野やよいですピンク薔薇


    

小児がんの一種ユーイング肉腫

ステージ4と二度の余命宣告を経て完治

これからお話しする内容は
私が10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいていますピンク薔薇

(小児がん治療中 病院の駐車場で花見)




ユーイング肉腫ステージ4宣告#1


小児病棟で初めて死に直面していた頃

福岡の病院から生検の

検査結果が返ってきました流れ星



(当時は地元沖縄で入院していました)




母と私が呼ばれましたクローバー



先生は厳しい表情で話し始めました

『もっと悪い病気であるという

結果になりました』




『お母さん、やよいさんの病気は

悪性リンパ腫ではありません。

黒い影は《ユーイング肉腫》です』




伝えられた結果は

ユーイング肉腫
末梢性神経外胚葉性腫瘍
(peripheral primitive neuroectodermal tumor,
通称PNET)


日本では

年間発症例50人ほどの希少がん



母の顔色が変わるのがわかりました




MRI画像が並べられ

病名が告げられた瞬間を

今でも忘れません




『既にステージ3から4

移行している段階

進行が早く厳しい戦いになります』




今まで以上に

生存率の低い病気であることも

告げられました




先生の話を聞いた母はポツリと

『先生、ドラマみたいですね

娘がこんなことになるなんて…』




そう言っていた母は

私の前で涙を流すことはなく

説明を最後まで聞いていました





先生は私に

『やよいちゃん、ごめんね…』

そう語りかけました





今まで受けた治療は

ユーイング肉腫だった私には

効果のないものでした





私が10歳で初めて

ユーイング肉腫と宣告された日




(3歳 祖母とお出かけした先でパシャリ)


小学2年生の宿題の
写真日記の中の一枚

日記には祖母と歩いたりして散歩したと
綴られていましたクローバー




#2 続きます




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今日も病気と闘う子どもたちが

笑顔で過ごせますようにピンク薔薇