こんにちはにっこり 

小児がんサバイバー

吉野やよいですピンク薔薇


小児がんの一種ユーイング肉腫
ステージ4と2度の余命宣告を経て完治

これからお話しする内容は
私が10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいていますピンク薔薇


(小児がん治療中 病院の駐車場で花見)



死を間近に感じた別れ #3


初めての別れ


その後看護師さんに促され

病室に戻った私




少し時間が経った頃

閉め切られたカーテンの向こうで

白いシーツを被せたベッドが運ばれていき

廊下で泣いていたお母さんが

ベッドの後ろを歩いていく姿が見えました





私はこの時初めて死を間近に感じ

【明日は私かもしれない】

そう思うと涙を流すことも

出来なくなっていました





その後間なくして

次は同じ病室の子が亡くなり





黙々とその子どものお母さんが

片付けをして病室を後にする瞬間


【やよいちゃん応援してるよ

必ず良くなってね

仲良くしてくれてありがとう】


そう言われた言葉や表情は

今でも忘れません





そしてその翌日

新しいベッドが入ってきました






この時期私の落ち込む姿をみた母は

《もう友達は作らない方がいいかも…》

そんな言葉をかけました





入院して初めての辛い経験でした





そんなことが続いていた時

福岡の病院から生検の検査結果

返ってきました






初めての別れを経験した後

検査結果を聞かされますピンク薔薇

そして告げられた新たな病名は?




病名発覚! ⑧へ続きますクローバー



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今日も病気と闘う子どもたちが

笑顔で過ごせますようにピンク薔薇