こんにちはにっこり 

小児がんサバイバー

吉野やよいですピンク薔薇


    

小児がんの一種ユーイング肉腫

ステージ4と二度の余命宣告を経て完治

これからお話しする内容は
私が10歳で余命宣告を受ける前から
遡って書かせていただいていますピンク薔薇


(小児がん治療中 病院の駐車場で花見)



死を間近に感じた別れ #1


治療が始まり顔と体が少し浮腫む以外

大きな副作用はなく

体調が良い時は病院の中を探検したり

して過ごしていました





​小児病棟の子ども達の日常


小児科では

子ども達の話し声や笑い声が響き

体調が良い子はプレイルームや

院内学級で過ごしていますクローバー





私は転校の手続きをしていなくて

地元の学校に在籍している状態





嬉しそうに院内学級に通う

仲間の姿を眺めていましたクローバー





小児科に移動して

少しずつ病室の子を通し

私にも友達が出来ました





共通の話題


ある時 仲良くなった子ども達と

看護師さんがいない病室に集まり

病気の話をすることがありました





そこでは

自分の病気を深く知っている子もいれば

中には自分では薄々わかってはいても

親に心配をかけまいと

知っていることを隠している子もいました





病名告知の選択


当時最初に入院した病院では

病名を告知するか親が選択していて

ほとんどの子どもは

病名を明かされていませんでした





それでも私達は

どのくらい入院している?

どんな治療をした?

手術を何回したことある?

お互いに共感したり

励まし合ったり





時にはその話題で病名を知らなかった子が

自分の病名に気づき始め

喧嘩になることもありました





いつも笑顔が絶えない病棟の子ども達

本当はみんな自分の病気が不安で

常にギリギリのところで

それぞれに辛い治療と闘っている





病名を知らない子も

本当はよく理解しているようでした





#2 へ続きます



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今日も病気と闘う子どもたちが

笑顔で過ごせますようにピンク薔薇