こころ | 祖母、南タカ子<下杉正子

祖母、南タカ子<下杉正子

思い出と、今と、これからと。


陶芸教室に通っていたころ作ったもの。

引き出しにしまってあったものを見ていてこれは、、、というものは処分し残っているものや、もらわれていった者たちもいた。

twitter(X)に、残っているものを載せると、メールがやってきた。

ロバが欲しいとのことだった。

自分の作品を欲しいとおっしゃってくださる方がいることに心から感謝した。

残念ながら、ロバのしっぽはバキッとどこかで折れていた。

折れていても構わないとのことだった。

ものごとがうまくいかず、今日は街に出てみた。
シャツを見たり、靴を見た。

それらを手に入れても喜びは一瞬のように思った。

物ではなく、こころなのかなあとなんとなく思った。

こころとは、なんと不思議なものだろう。

いつも思うことだけれど、こころは広げてみたらどんなに広いのだろうか。

私はなにかを描いたり作ったりして、それで生きていてたらなんて幸せなことだろう。

こころを、もっともっと豊かにして、こころを広げていきたい。

焦ることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない

ゲーテ