祖母、南タカ子<下杉正子 

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思い出と、今と、これからと。主に家族のこと

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なんとなくぼんやりとしていたら、おばあちゃんのことが頭に浮かんだ。

おばあちゃんだったら、、、

「気にすることはない、そのままでいい。なにかつくってごらん。」と言うだろうと思った。

あとは、休むこと。
いつもと違うことをして気分転換を!と言うだろう。

イヤなこともいいこともあるのが普通だ。

でもすべてのことを乗り越えていかなくてはならない。
人のせいにせず、ものにあたるのもちがう。

私は、ここからはい上がっていつものように過ごすこと。

負けないではい上がってみせる。


またね。


と言ったけれど、もうまたねということはないかもしれない。


もう、そのこころの裏側が見えてしまったので私は無理に会おうとは思わなくなった。


心は変わる。

ぐるぐる変わる。

こわいくらいにぐるぐる変わる。







ホームセンターに行くと、警備員に無言でうまい棒を渡しているおじさんがいた。



私は、くぎずけになって見ていた。


警備員は「勤務中ですから・・・」と言い、うまい棒を拒んだ。


おじさんは、こわい顔をしてまた無言でうまい棒を警備員の手もとに強引に持たせて立ち去った。



警備員は、もらったうまい棒をどうしていいか物凄く困っていた。


勤務中なため、うまい棒をどこかに置きにいくこともできないみたいで、あたふたして、うまい棒をうしろに隠し持ちながら警備をつずけていた。


警備員は動く為、お客からうまい棒がちらちら見える。



ホームセンターの2階に駄菓子屋がある。おじさんは、きっとそこで買ったんだなあ。
差し入れだったのか。。。。





私が、激やせをしたころ・・・・私は、丸坊主だった。

わけは、自分でカットしてトラ刈りになってしまい近所のバーバー馬場でそろえてもらった。

一番短い所は、1ミリ・・・1ミリにそろえたのだった。


40キロにもならず、化粧もせずに歩いている私は、当時、子供に見えたみたいだ。

母とパン屋に行き、パンを買ってもらっていると、、、



「はい、おまけだよ。ぼく。」とうまい棒を私にだけくれた。


私は、歩きながらうまい棒を食べた。




タバコも置いてある駄菓子屋にたまにいくが、そこのうまい棒は、しけっていた。

おばあさんも最近、歳をとった。

こないだ店に行ったらいなかった。




しばらくして別の日に店の前を通ると、介助付きで店番するおばあさんがいた。

相変わらず、おばあさんの目は鋭かった。

こんど、うまい棒を差し入れしてみようか・・・



電車に乗っていたら、ジーッと外国人が斜め上を座ったまま見つめていたのでなんとなくその方向を見ると…


車内で、バシバシ自撮りをするメンズ発見。


どうした?


かっこよくはなかったけれど、かっこよく見えたのかな。


人それぞれだからね。


自信があるってことはいいことだ。


海外の人たちも固まって見つめていた。


決め!

先日は、草市が行なわれていた。


中学生時代を思い出した。


私は当時からあまり女の子らしいものはいまいち苦手だった。


男の子同士の話に入りたかったことを思い出した。


リーバイスの話、ナイキの話、等。


女の子同士で草市に行くと…マニキュア釣りとやらにみんながっついていた。


ティッシュでこよりのようなものに針金のようなものがついていて水のなかに入ったマニキュアを釣るという……もしもマニキュアをするなら、普通に買ったほうが安くない?と、ぼんやり思っていた。


私は魚釣りがやりたかったけれど、そこにいるのは男の子ばかりだった。


家に帰ってしばらくして、やっぱり魚釣りやってみたい!!!


一人でふらりと商店街へ。


誰も知っている人がいなかったから、おじさんにお金を渡して釣りを始めた途端…釣れてしまった!!!

わりとでかい。


家に帰ってうちにある最大のに入れて翌日魚をみると、上の方に浮かんでいて、お亡くなりになっていた。



あるアートディレクターに作品を見てもらう機会をいただくことができた。


絵は売れないです。

と答えると


「そこになくてはならない絵を描くんだ!」と、おっしゃった。


そこにある意味を考えて描くといい、と。


私にはまだそれがなにか見えてこないけれど、すごい励ましをいただくことができた。


言葉は多くなかったけれど、気持ちのあつい方なんだろうなと感じた。


そこになくてはならない絵!


日中スーパーに行くと、、、なんどか行ったことのあるもつ煮込み屋の女将さんに遭遇。

こんにちは!

と、声をかけると、、、

「なにしてんのよ!こんな昼間っからスーパーなんか来て!!仕事しなさい!シーゴートー!!」と。

「家でやってます」と、答えると…急に表情は変わり、「あっそう!」と。

すごい声でかかったなぁ。

深海から少しだけ兄は脱出できたように感じた。

お嫁さんが兄に「自分で取りに行けば?」と言ったらしく、兄はその通りに行動してみせてくれた。

車椅子で、リビングに現れて冷凍庫から保冷剤を取りに行った。

私はびっくりしたし、とても嬉しかった。

なにげない事かもしれないけれど、すごいことだ。

お兄ちゃんすごいね!がんばったね!と声をかけた。

時々兄に話しかけるようになった。

精一杯の勇気をだす。
兄は何かいいたそうにしながら何も言わない。

首を縦に振るだけだ。

兄がテレビを一人で見て大笑いしていた時、なんであんなに楽しそうに笑えるのだろうかと思っていたけれど、あの頃のように笑って欲しいと心の底から思う。

生きているということ、兄が助かったことが良かったと思う。

でも、兄はまだまだ深い深海にいるような顔をしている。

困っているような…申し訳ないような顔つきをしている。

お兄ちゃんが助かってそこにいることに私は感謝している。

死なないで病と戦っている兄を誇りに思う。

「初めてお会いした時、正子さんの絵と、正子さんの姿の雰囲気が完全に同じ!!」

そんな事を伝えてくれた。

私は見た目にコンプレックスを持っていて、整形を夢見ていた。

なにもしていない正子さんと出会えてうれしいとまで言ってくれた。

なかにはそういう方もいるのだなぁと思った。

まだ若い30代の女の子
私なんかよりとてもしっかりしている。
お店に入って注文するのもその子で、私はついつい妹感でいっぱいになった。

「まさこさん、どこにだしたりとかしないので、写真撮ってもいいですか?」と言われて…悩んだけれど一緒に写真を撮った。

私、まさこさんの見た目も好きですよ!と、さらりと言った。

お仕事を通して、出会った子
ありがとう。