初詣にいらっしゃる前に | 「飛び出せ いろは」の愉快な仲間たち

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講演会や勉強会、会員の集まりなどなど、気ままなページです。

 2023年も後数時間で幕を閉じます。

今年もお世話になり、ありがとうございました。

 

 12月、体調を崩された先生の代行として、第二の岩戸開きの話をさせて頂き、「言霊」と言う言葉は万葉集以降殆どの書物から無くなった事、おそらく第10代の崇神天皇が「言霊」の岩戸を閉じたであろう事をお話させて頂きました。

 詳しくは、小笠原孝次・島田正路先生のご著書に述べられていますので、参考になさってください。

そして数千年後にも「言霊」の秘密を読み取れる様に、あちこちにヒントを残す工夫がなされているそうです。

 

 その一つが神社の拝殿の鈴。

鈴の形は、人間が口を開いた所を表徴しているのだそうです。口を開いて出る言葉を構成しているのが「言霊」で「言霊」の原理は、全ての原理を包括していると示唆しているそうです。

特に伊勢の宮は昔「拆釧五十鈴宮(さくくしろいすずのみや)」と呼ばれ、文字通り五十音を表わしていたとの事。 因みに釧とは、腕に巻く飾りのことです。

 

 二礼二拍手の二拍手にもフトマニの法則が秘められていて、かなり深遠なルールを示唆しているとの事ですが、先生は、二礼三拍手を推奨なさっていらっしゃるので、ここでは割愛致します。

 いずれにしても、心を込めて参拝なさる事に素晴らしい意味があるのだと思います。

参拝の際に、太古の言霊の神々に想いを馳せてみるのは如何でしょうか。

 

2024年が良い年でありますように。 EMI