ソウル・フラワー・ユニオンが音楽がどのように聞かれようと、音楽をきっかけに人が集まる場所が出来ればいいというようなことを言ってましたが、アンパンマンの歌やチンドン屋のレパートリーがあったりとしてアーティスト然としたエゴはまったくないように感じます。



一時期、ニューエストモデル~ソウルフラワーユニオンは聴き込むぐらい大好きなバンドでしたが、左翼的な臭いが強くなっていくとともに敬遠していった覚えがあります。



大塚英志さんが指摘するように「人々は情報がなかったと文句を言っていますが、赤旗などは原発の危険性を感情を煽るわけではなくて、きちんとデータを元に安全性について疑問を呈し続けていたのに誰も聞かなかっただけだ」というようなことを言っていますが、少数派の声であっても聞く耳を持つことの大切さを改めて感じます。



マルクスの言う労働からの疎外とか資本主義の暴走なんていう左翼的なテーマはマルクスの時代よりもはるかに深刻化しているように思います。



左翼的な思考をゲバ棒やヘルメットから解放して、ソウルフラワーユニオンを聴きながらもう一度考え直す必要を感じてしまいます。



ミュージック・マガジンの年間ベスト・アルバムの大石始さんという方が「〈3・11〉以降で日常と非日常が反転し、非日常を体験するために足を運んでいたはずのライブやパーティーが大切な〈日常〉だったことを実感した一年」というコメントを寄せていますが、本当にその通りで素敵な言葉だと思います。



宮台真司さんの言うリセットなんかできない「終わりなき日常」という意味がすごくはっきりしたように思います。



非日常の極みとも思えるようなフジロックや錦糸町河内音頭でさえ日常の中の喜びであったということを実感します。



祭りを楽しんだ後のブルーに沈み込むような寂しさを抱えながらでも帰れる場所があるってことは本当に素敵なことなんだと感じます。



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トヨタカップの決勝では本当にすごいものを見せつけられた思いがします爆弾



クラシコでのレアル・マドリードとのゲーム、チャンピオンズリーグ決勝でのマンチェスター・ユナイテッドとのゲームなどと同様にサントス相手の決勝といった厳しいはずのカードであっても圧倒的な勝ち方をしていますね爆弾



トヨタカップの決勝前に新宿ロフトプラスワンに宮台真司さんと神保哲生さんのトークを見に行ったこともあってか、宮台さんが言うところの民主主義的な可能性を持ちうる「世田谷モデル」という言葉を連想してしまいました。



下部組織のカンテラ出身という共同体的な価値観を持った選手が中心となって、外から入って来た技術的には申し分のない選手たちにもサッカーのスタイルだけでなく価値観を共有させることによって、多国籍でありながらも共通の目的を勝ち取るという民主主義の1つの理想的な形がありますね。



彼らは誰もチームという共同体に依存しているわけではありませんが、エゴイステックに振る舞っているわけでもなく、それぞれの選手の卓越した技術は局面を突破してチームとして優位な状況を作り出すために用いられるのです。



バルセロナはあれだけ素晴らしい選手が揃っていながら、圧倒的にゲームをコントロールしている状況なのでエゴイステックに無理する必要がないということもあり、シャビもイニエスタもメッシもなぜか無個性にさえ見えます。



ビジャなどもバレンシアでプレーしていた時の方が良くも悪くもエゴイステックに見えました。



イブラヒモヴィッチのようなエゴイステックなタイプの選手がバルセロナからすぐに去ったのは当然のように思います。



サッカーなんてろくに知らない方が見ていて美しかったとまで言っていたのですが、そういう民主主義的なものが高いレベルで結実していた姿をそう感じてしまったんじゃないかというのは穿った見方でしょうか?ガーン



今はバルセロナのスタイルを標榜しているチームは、世界中にたくさんあると思いますが、ドリブルやパスの選択肢を増やすためにオープンスペースを作るとか、パスコースを確保するために必ずトライアングルを作るポジションを取るなど技術的なことだけ模倣しても多分難しいことのように思います。



実際問題として経済力もブランド力もあるバルセロナのようなチームがメッシのように、世界中に散らばるスカウトが若い選手を連れてくる青田買いをしてその選手を下部組織のカンテラで育てているわけですから、富の偏在や南北問題といった構造からまったく逃れているわけではありません。



大塚英志さんの指摘するように「世田谷モデル」というケースもそういう問題を孕んでいると思いますが、今年は金正日が亡くなるというとんでもないおまけまで付いてしまい、これで中国だけでなく北朝鮮も遅かれ早かれ民主化の流れになっていくと思われます。



そういった混乱する状況などを考えても宮台さんの言うような民主主義的なモデルケースはもっとあって欲しいと願ってしまいます。



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ニルヴァーナ、ピクシーズ、ウェディング・プレゼントなどのオルタナ系のバンドのプロデュースで有名なスティーブ・アルビニですが、僕のiPodではいまだにヘヴィローテーションです。



アルビニがプロデュースしたThe Thingのアルバム「Bag It!」のような生々しいジャズは素晴らしいですねニコニコ



バリトン・サックスのマッツ・グスタフソンのブレスする息遣いがはっきり聞こえますが、あれだけばかデカい音を出すのだから当然吸い込んでいる空気の量は半端じゃありません爆弾



ピアノを弾くときのキース・ジャレットの呻き声はナルシスティックに聞こえてあまり好きではありませんが、こういう生々しいブレス音や威勢のいい掛け声は大好きですニコニコ



アルビニの録音になると、ポール・ニルセン・ラブの叩くドラムもイングブリド・ハカー・フラーテンのベースもとにかく生々しいのですひらめき電球



バンド名の由来は知りませんが、ゲテモノ然とした破壊力のあるパワーからするとジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」の原題の「The Thing」から取ったように考えると納得してしまいます。



生首から蜘蛛のように足が生えてきたモンスターが南極基地の中を走り回って、人々を虐殺するという痛快(?)な映画ですガーン



「Songs About Fucking」というアルバム・タイトルや、バンド名からして聴いてる人がモテなさそうに見えてしまいそうですが、ビッグ・ブラック、レイプマン、シェラックと続くアルビニ自身のバンドもどれも格好良くていまだに聴いてしまいます。



ギターもベースもドラムもノイジーで生々しいのですが、リフのリズム・パターンや全体的なリズム・アレンジが特に格好良くて、今聴いても全然古く感じません。



とにかくざらついていて生々しいのです。



ボディピアスをしなくても、タトゥーを入れなくても、リストカットしなくても、食べたものを自ら嘔吐しなくても、聴いてるだけで精神的にヒリヒリするのです星空



大音量で耳は多少いたぶっているのかも知れませんが…ガーン



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