去年芥川賞を取った西村賢太さんですが、初めて読んでみました本



芥川賞を取ったときに聞き知っていた生い立ちなどと比べても、「焼却炉行き赤ん坊」も「小銭をかぞえる」もともに完全に私小説といった雰囲気です。



私小説は作者の自意識がどう見えるかによっては、鼻について読んでいられないものになることがありますが、西村さんにはどんどん引き込まれていきましたニコニコ



惨めなことに惨めなことが重なって、状況がそういう風に至る原因は分かっていたにも係わらず、逆上した思いに駆り立てられた言葉や暴力は止まずに、状況は息苦しくなるばかりですガーン



それを読むことによって追体験する僕自身も暗澹たる気持ちにしかならないはずですが、西村さんの選ぶ言葉や文章の力によるのだと思いますが、読後感は悪くはありませんガーン



せっかくの日曜日だというのに、何の予定もなくて、1人で映画の「ヒミズ」でも見ようかななんて思っているわけですから、息苦しさに感化されるにはうってつけの状況ですが、カタルシスさえ覚えてしまいますクローバー



僕自身も風俗嬢に貢いだ苦々しい経験などもあり、西村さんとそんなに変わらないのにですガーン



町田康さんの書く解説自体も素晴らしいですねニコニコ



小市民的な体裁を気にするあまりに先回りして備えることが空回りして、かえってどんどん追い詰められていくといういつもの町田節といった感じで素晴らしいものですクローバー


町田さんの多くの作品も私小説という雰囲気がありますが、町田さんは何かをしでかす前に逡巡して空回りする自意識という感じなのに対して、西村さんの自意識は逡巡はありながらもやってしまった後のざらついた痛みが強く感じられるように感じますガーン



1人で私小説の自意識と交感して過ごす日曜日というのも悪くないかななんて思いますニコニコ




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実家で芸術新潮を定期購読しているので毎月楽しみにしていますが、アートの世界には割と疎いので芸術新潮でそのアーティストを初めて知るということがよくありますあせる



知ってる方にとっては今さらという感じなのかも知れませんが、ベン・シャーンというアーティストに完全に魅了されてしまいましたニコニコ



第2次大戦中のパリ解放をインスピレーションに描かれた〈解放〉なんて本当に素晴らしいと思いますが、この作品をはじめニューヨークに行ったときにMOMAでベン・シャーンの作品をいくつも見て僕の心に引っかかっていたのを鮮やかに思い出しました音符



ベン・シャーンの作品を見ていると作品の雰囲気もありますが、そういう個人的な記憶もあり、気持ちが一気にニューヨークに連れて行かれてしまいます飛行機



最近知り合った女の子に「ライフ・イズ・ビューティフル」を薦めて盛り上がったばかりなので、ユダヤ人アーティストのプロテストの形とその哀しみについても考えてしまいますしょぼん



ニューヨークではクラブのtonicやニッティング・ファクトリーなどでジョン・ゾーンやマーク・リボーなど聴きまくったのも思い出します音符



「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・ベニーニもジム・ジャームッシュ監督の「ダウン・バイ・ロー」の出演などもあり、ニューヨークのダウンタウンのシーンの近いところにいたのだと思いますあせる



だからと言ってユダヤ人の伝統や表現方法そのものには興味なんてなくて、人種や宗教や文化や世代とかそんな狭いところからはみ出た表現の自由さや人間的な深みに魅了されているのだと思いますニコニコ




そのときのニューヨークで知り合った黒人の女の子と音楽の話をしたとき、あなたは絶対にニーナ・シモンを聴くべきよなんて言われて、そのときは聴いたことがなかったのでそんなものかななんて思っていましたが、聴いた今となってはニーナ・シモンは大好きなアーティストの1人で、やっぱりそんな深みを持っていますねクローバー



Amazonのデータベースで推薦してくれるものにも魅了されるものはありますが、転がっていた芸術新潮で出くわしたり、MOMAで強烈に魅了されたり、ふと知り合った女の子に勧められたりと出逢いには色々な形があった方が楽しいと思ってしまいますひらめき電球



女の子にしても、知人の紹介でもナンパでも合コンでもお見合いパーティーでもキャバクラでも、同じように何でもありと行きたいですねガーン



とりあえず神奈川県立近代美術館葉山のベン・シャーンの展覧会に行くのが凄く楽しみですねニコニコ




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基本的にフィーリー・ソウルは気持ち良いのですがこのマクファデン&ホワイトヘッドの「Ain't No Stoppin'Us Now」の気持ち良さは安いドラッグなど比べものにならない天井知らずの気持ち良さですニコニコ



ドラムは基本的に4つ打ちで、ベースが16ビートで気持ち良く動きまくるのは元祖ハウス・ミュージックと言ってもいいと思いますが、気持ち良さはハウスの屋根を突き破っていますねニコニコ



Bメロも凄く気持ち良いのですが、もっと気持ちよくなりそうなサビを予感させますクローバー



そしてなだれ込むサビでは女性コーラスに囲まれてストリングスが優雅に鳴り響く中で2人が歌う気持ち良さといったら、至福の時ですねニコニコ



僕の持っているCDではいくつかのバージョンが入っていて、そのどれもが「Ain't No Stoppin'Us Now」の気持ち良さを違った形で見せていて、聞き比べているだけで幸せでニヤニヤしてしまいますにひひ



アメリカン・フットボールではマイケル・ヴィックが大好きな僕としてはプレーオフにイーグルスが出られなかったのは残念でしたが、チア・リーダーと思われるコーラスが爽やかで、スーパー・ボウルとかクォーター・バックとかイーグルスなんてワードが散りばめられたフィラデルフィア・イーグルス・バージョンも最高ですニコニコ



僕の中ではフィーリー・ソウルは冬というイメージですが、アメリカン・フットボールがプレーオフからスーパーボウルを迎えるぐらいの時期の凍てつく寒さがぴったり来るのですパンチ!



ついでに言うとサンフランシスコのロックよりもニューオリンズのブラック・ミュージックが好きな僕としてはニューオリンズ・セインツがサンフランシスコ・49ersに負けてしまったのもかなり残念ですガーン



オールドスクール・フレイヴァーが溢れるラップ・バージョンはあの必殺の歌サビ無しにも関わらず、これまたパーティーをポジティブに上げること間違いなしの素晴らしさですパンチ!



ついでに僕のiPodには何年か前に出たラリー・ゴールドのソロ・アルバムに入っていたザ・ルーツがプロデュースしたバージョンも追加してあるのですが、このバージョンがまた素晴らしいのです音符



ジョン・レジェンドとのソウル・トリビュート・アルバム「Wake Up!」でもソウル・ミュージック・ラブを見せつけていたクエストラブですが、ブラックソートのラップと共にここでも愛がたっぷり溢れるあまりに素晴らしい高揚感を生み出していますクローバー



しかしザ・ルーツのアルバム自体になると、悪くはないもののあまり高揚感が溢れる感じにならないものが多いのは本当に残念ですねガーン



ライブを観ると毎回もの凄い盛り上がりを見せるだけに、アルバムが出る度に味わう気分は最高の女の子と何回デートしてもお預けを食らっているような感じですショック!




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