実家で芸術新潮を定期購読しているので毎月楽しみにしていますが、アートの世界には割と疎いので芸術新潮でそのアーティストを初めて知るということがよくあります

知ってる方にとっては今さらという感じなのかも知れませんが、ベン・シャーンというアーティストに完全に魅了されてしまいました

第2次大戦中のパリ解放をインスピレーションに描かれた〈解放〉なんて本当に素晴らしいと思いますが、この作品をはじめニューヨークに行ったときにMOMAでベン・シャーンの作品をいくつも見て僕の心に引っかかっていたのを鮮やかに思い出しました

ベン・シャーンの作品を見ていると作品の雰囲気もありますが、そういう個人的な記憶もあり、気持ちが一気にニューヨークに連れて行かれてしまいます

最近知り合った女の子に「ライフ・イズ・ビューティフル」を薦めて盛り上がったばかりなので、ユダヤ人アーティストのプロテストの形とその哀しみについても考えてしまいます

ニューヨークではクラブのtonicやニッティング・ファクトリーなどでジョン・ゾーンやマーク・リボーなど聴きまくったのも思い出します

「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・ベニーニもジム・ジャームッシュ監督の「ダウン・バイ・ロー」の出演などもあり、ニューヨークのダウンタウンのシーンの近いところにいたのだと思います

だからと言ってユダヤ人の伝統や表現方法そのものには興味なんてなくて、人種や宗教や文化や世代とかそんな狭いところからはみ出た表現の自由さや人間的な深みに魅了されているのだと思います

そのときのニューヨークで知り合った黒人の女の子と音楽の話をしたとき、あなたは絶対にニーナ・シモンを聴くべきよなんて言われて、そのときは聴いたことがなかったのでそんなものかななんて思っていましたが、聴いた今となってはニーナ・シモンは大好きなアーティストの1人で、やっぱりそんな深みを持っていますね

Amazonのデータベースで推薦してくれるものにも魅了されるものはありますが、転がっていた芸術新潮で出くわしたり、MOMAで強烈に魅了されたり、ふと知り合った女の子に勧められたりと出逢いには色々な形があった方が楽しいと思ってしまいます

女の子にしても、知人の紹介でもナンパでも合コンでもお見合いパーティーでもキャバクラでも、同じように何でもありと行きたいですね

とりあえず神奈川県立近代美術館葉山のベン・シャーンの展覧会に行くのが凄く楽しみですね

