F-1グランプリと言えば車のレースの話ですが、こちらは腹話術の話。
今日は「腹話術日本一」を決定するコンテストを観に行ってきました。
僕も腹話術をやっていて「検定1級」を取得していますが、ここに来て初めて日本一のレベルを知ることになり、その凄さを思い知らされ、何だか検定で満足していた今までの自分が恥ずかしいような気持ちになってしまいました。
審査員に「いっこく堂」などの腹話術界の有名な方も登場していますが、マイム俳優や、落語家など審査の目線に偏りが出ないようにも工夫されているようです。
参加者のほとんどは「熟練の腹話術師」ではなく、腹話術初めて1年程度のフレッシュな方々がほとんどだったことにも驚かされました。フレッシュだからこそ、今までの「凝り固まった腹話術」に縛られない新しいパフォーマンスに挑戦できているんだと思いました。
実は「アマチュア腹話術師」の多くは歌など腹話術以外の表現が苦手です・・・今回のコンテストでは決勝出場者のほとんどが歌唱を演技の中に自然に組み込んでいたことも凄いというかレベルの高さを思い知らされたところでした。
また、「最年少8歳」という出場者がいて、きちんと腹話術を演じている・・・これにも驚かされました。今後が楽しみです。