また病気関連の話です。
苦手な方は、スルーして下さい。
今はお陰様で、落ち着いてきたので書かせて下さい。
本文とは関係ない写真です
私の記憶が正しければ、今回の夫の入院は(今は退院しました)、結婚してから10度目。
(短期間の検査入院も含む)
子供の頃の友人との会話で、「将来、結婚するなら、どんな人~~?」
そんな話したことありませんか??
「イケメン」「スポーツマン」「頭のいい人」「○○の選手」「お金持ち」とか、でしょうか。
まぁ、色々あると思いますが、子供ながらにも、記憶に残っているのは
「お金持ちだけれど、体の弱い人」と「貧乏だけれど丈夫な人」この2択。
そんな話もしたっけなぁ~と思い出しました。
母親からも、「後者」で(健康が一番)・・・と教えられたように思います。
私は、後者を選んだ??つもり??でしたが、実際は、体がヨワヨワだったんですねぇ~
でも、結婚前は、1度も入院など無かった。
人って分からないものです。
そういう私も、元気だけが取り柄だったのに
結婚後すぐに糖尿病になった訳ですし
今回は、ある病気のために色々調べていたら、もっと急がなくてはいけない
病気がたまたま見つかって
冠動脈バイパス移植術をうけることになりました。
本人は、何の自覚症状も無く、私も含めて、よくある病気?手術??くらいに思い、
通過点くらいに軽くみていました。
(まぁ、怯えたらキリが無いと言い聞かせていたところもありますが)
過去に、今後の人生を考えるような、脳梗塞を2回おこし、
「明日どうなっているかも正直分かりません。家族集めて下さい」
なんて、医者から言われたことも。
けれど、賢明なリハビリと、運が良かったんでしょう。
社会復帰出来、その後もヤバイ時もちょくちょくありましたが、乗り越えて来られたので、
肝が据わり過ぎていたのかもしれません。
手術当日も、家族室?で私、1人だったので、呑気にブログUPしていました
が、更新後、よく喋る女性が二人入ってきて、だんだん、私の気持ちも
アメブロに集中しているつもりでも、会話が聞こえてくる。
お姑さんと、お嫁さんの関係かな~。
お姑さんにとったら、息子さん、お嫁さんにとったら、ご主人がお亡くなりになったようで。
もう、こっちまで涙が止まらなくなっちゃって、退出した方が良いと思いつつも、
いつ手術室から内線連絡がくるかも??な状態なのでそれも出来ず・・・。
その後、手術は無事に終わり、安堵しながら、普通に帰宅。普通に就寝。
していたのですが・・・・。
眠りについて1時間ほど経った頃(後から着歴で確認)
病院から電話。
出血量が多くて、血圧が低下。すぐに来れますか?
来れなければ、朝まで待つけれど、もたないかも。
来れれば、私が到着する前にスタッフが集まれば再手術するとのこと。
恥ずかしながら、こんな日でも、私はすっかり深い眠りに入っていたので、
最初、夢なのか、何ななのか理解できず、
そのうち、リアルな電話と気が付き、「ちゃんと、対応しなきゃ、頭しっかりしなくちゃ」と
自分に言い聞かせ、
「今から来れますか?」に「はい」と言ったけれど、同時に、今、この場で
手術の同意をしろと・・・。
いや~~、昼間にやった、本手術は、本人も心の準備をして、納得してサインしたけれど、
今は、本人の意識はないし、私一人が決めちゃうの??
短い時間に、色んなことを考えなければならない。
夫の母は、昨年亡くなった。夫の父も今年亡くなった。(昨年末当時)
夜中、2時前。
電、電車ないよね。どうしよう。
あ、ここは東京か、流しのタクシーいるよね。
いや、そうじゃなくって、そうじゃなくって・・・
すごく、偉そうな感じの言葉しかどうしても見つからなくって・・・でもどうしようもない。
「お、お願いするしかありません、よね。お願いします。すぐに行きます」
と言って、電話をきったものの、やっぱり、こんなこと1人で決めちゃって、
私も誰かに同意してもらわなきゃ不安で。。。(後に、夫の兄に連絡)
さて、とにかく着替えて準備しなくっちゃ・・・と立ち上がろうとするも、
なぁ~に、足に力が入らず、膝が伸びない。
しかも、肩がガタガタ震えている。
え??私腰抜け??ダメじゃん。
取りあえず、四つん這いで準備始めたけれど、ダメダメダメ。
ずっと、四つん這いだと、外にも出られない。
立ち上がらなくっちゃ。
誰もいない、私一人なんだ。
「しっかり、しなさいっ」って自分に言いながら、腰から下を、バチバチ叩く。
(すぐにやめちゃったけれど、むか~し、柔道部だった頃、試合前に
体バチバチ叩いている部員を思い出した。あの時、何やってんだろ~?って思っていたけれど、
今頃、意味が分かったような)
コレ、私にはなんとかなりました(笑)なんとか立ち上がることが出来ました
そこから、後はもう、冷静に行動?出来たと思います。
こういうことがあった後に前UPした、献血のお話へと繋がるわけです。
輸血を沢山して頂いたと思いますm(__)m
今だから、書ける事、書きたい事、また少し書かせて下さい。
「甘かったな」は、私がこの時点で思ったこと。
本人は(夫)、ちょこっと落ち着いた頃に、上記のことを夫に伝えた時に
同じこと言っていた言葉です。