フィギュアスケートというスポーツを後退させて何がしたいの?
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ISUは、
とうとう、フィギュアスケートというスポーツにおける、崩壊への扉を叩いてしまいました
ずっと議論されていた、“バックフリップ”
いよいよ解禁することを決定したようですね
要は、今まで減点されていた要素を、これからは減点しませんよということ。
まぁ、誰も彼も出来る技では無いにせよ、それがプログラムの中の表現の一部として、きちんと成り立っているのであれば、ある意味、見せ場のような位置づけで取り入れる分には、別に良いんじゃないかって思うんだけど
ただ、着地の衝撃で付くであろう、🧊への傷(穴)は、確実に深くなりそうだから、次に滑る選手たちに影響が出る(もしかしたら、怪我の原因になる)可能性は否定できないと思われますけど
とにかく、収益を何とかせねばならない崖っぷちな状態である以上、目を引きさえすれば…としか考えてなさそうよね
もう、明らかに、フィギュア(氷上に図形を描く)という、本来の起源からは逸脱してしまうようであれば、新たに別カテゴリーでも設けて、技の難易度を競わせれば良いんでないかい
もはや、フィギュアでも何でもないですけどね
それよりも
ジャンプの本数を、7本→6本(コンボが2本になる)に減らすことが、決定してしまったようですね
もっと芸術性に重きを置くために…ということらしいですけど、
どの口が言ってるんですか
そもそも、8本の時代から、高難度ジャンプを表現の一部として取り入れて、4分半のプログラムを劇場にした、フィギュアスケートにおける“GOAT”がいたでしょうが
あまりに、突出した存在だったその選手を、散々、ジャッジやルールでいじめ抜いて、
「表現?何それ、正しいエッジに乗れないから、一生懸命漕がないと止まっちゃうんだよね。だから、表現なんて、別に手を上げ下げしてればそれっぽく見えるでしょ」
「プログラムのほとんどを、繋ぎを抜いてジャンプに集中しないと高難度は跳べないからさ。最後の最後に、コレオっぽいものを入れればいいんだよね」
っていう、つまらないプログラムたちに、これでもかと高いPCSを付けてきた弊害が、今の惨状なんじゃないの
しかも、稚拙なジャンプに加点盛り盛りにしてさ
そういうことをやっておいて、ここまでフィギュアスケートというスポーツを破綻させておいて、何を今更、芸術に重きを置くって、最もらしいこと言っているのよ
昔から、ナショナルバイアスだのが横行する胡散臭い部分はあったけど、それでも、見ていて楽しいと感じていたのは、選手たちの技術がきちんと機能していたし、衣装も含めて、プログラムの世界観が表現されていたからなんだよね
みんな個性的だったし
それがいつしか、技術めちゃくちゃだし、プログラムと衣装が全然合ってないし、なのに点数だけやたら高いわ…を見せられたんだから、そりゃ、不信感がどんどん募るわけだよ
もう、競技として破綻しかけている今、どんな手を打とうと手遅れだと思うのだけれど…
今だに、AI導入を拒んでいるところをみると、それによって、今での数々の不正採点が明るみになるからなんじゃないかしら
ISUも、落ちるところまで落ちたわね
その競技の発展のために尽力するどころか、後退させる、もしくは破綻させる組織が胡座をかいている以上、その競技に明るい未来は無いと思います
フィギュアスケートが好きで、がんばっている選手たちには可哀想ですけどね
あと…
こうなってしまった以上、今更手の施しようもないかもだけど、
来シーズンは、一つの悪しき時代が終わった後だから、多少の集客の回復を期待出来るチャンスのシーズンになると思うのだけれど…
ISUならびにJSFは気づいているのかしら
まぁ、
男子は、第2の忖度選手を準備万端にしているのが見え隠れしてはいますので、あまり期待は出来ないかもですけどね
女子も男子も、いい意味で、新しい風が吹きますように…
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