シアターグリーンBIG TREE THEATERにて。
Wキャストをマチソワしました。キャストが好みすぎる♪
マチネ ブーツ班
セス/藤岡正明さん
マイク/tekkanさん
エイミー/富田麻帆さん
ダン警備官 ヴァージル/柳瀬大輔さん
ロアンダ警備官 ママ・ハーレー/荒木里佳さん
モリー警備官 フェイス/水野貴以さん
ソワレ コンパス班
セス/藤岡正明さん
マイク/tekkanさん
エイミー/RiRiKAさん
ダン警備官 ヴァージル/柳瀬大輔さん
ロアンダ警備官 ママ・ハーレー/五十嵐可絵さん
モリー警備官 フェイス/岡村さやかさん
かつて親友だった二人がそれぞれの思いを抱きながらアパラチアントレイルを踏破する。
出逢う人々に触れ、抉られた傷をみつめる。
過去、彼らを隔てたものを、互いに口に出せない秘密を、新たな世界に踏み出すための過酷な道程。
トレイルで出逢う女子大生、飲んだくれ、ヒッピーの女、セスとマイクの心の氷を溶かすように彼らは自分を語る。
構成が完成されていて、演者の個性もみごとだ。
フェイスのわだかまりのない人懐こさ。喋らずにいる間にも愛嬌がある水野さん。素直さが出る岡村さん。
ヴァージルの柳瀬さんは、避けようのない事故を背負い過ぎゆく時間を追い求める。折り返しを過ぎた齢の凄絶な贖罪の人生を選んだ彼の勇気。
ママ・ハーレーの汎愛のキャラクター。ぶっ飛んだ荒木さん。軽やかな五十嵐さん。
マイクは、優秀であり更に突っ走る。故に自己偏重が過ぎ恋愛にしても人生にしても相手を置いていくようなきらいがあるのだろう。tekkanさんの色気と心の叫びが旅の終わりに向かい炸裂する。
セスの人生は足枷を科せられている。セスはそれに対して受忍できるだけの忍耐を持っている。彼を助け補うのは想像力。優しさに隠された強靭な魂。藤岡さんが頼りない幼い子供時代から苦悩の少年期、新たな未来に踏み出す勇気を見つける青年期までハマった演技で魅了する。
エイミー。男のコを従え、溌溂に冒険をし恋に生き、愛に揺らぐ。彼女は最初に言う。マイクを迎え一団は完璧になった、と。ひとりを選んだとき完璧さは崩れた。マイクが完璧を求めても三人が揃わなければ完璧には欠けるのだ。セスに揺らぐのも浮ついたものではなく、幸せだった失われた王国を求める子ども時代への回帰なのだ。
富田さんの元気溌溂で、愛への悩み浮き出すエイミー。
RiRiKAさんの母性ある、欠けた愛を満たそうとさすらうエイミー。
彼らは完璧な愛を逃しはしたが、愛の追憶を背負い旅立っていくのだろう。