博品館劇場にて。
ナヨン/石川えりなさん
ソロンゴ/山口賢貴さん
高汐 巴さん/三波豊和さん/川島なお美さん/KAZZさん/武者真由さん/中島大介さん
3年ぶり、韓国発の心を洗うミュージカル。
以前、再演版を観ています。
盥に水を張って洗濯板と足踏みで洗うというのは今の日本ではあまり見ることのない光景でしょう。
あからさまな差別や労使の不適切な関係、これらも日本に比べれば誇張(わが国にはない、といえないことは淋しいかぎりですが)されすぎなようなソウルの路地裏。
ゆえの、心の襞を撫でつけるかの機微ある作品です。
高汐さんがパワフルに大家さん、ベテラン書店員を演じています。
三波さんのいやったらしいパン社長、でも過去を歌う歌は絶品ですね。
武者さんの響く歌唱と、惹きつける笑顔。
山口さんの微笑ましい感情表現。
トークショーでは石川さんが一節かまして、本編がおとなしめだったので新鮮に届きました。
輝く未来ではなく、問題だって解決しないままそれでも日々暮らしていくことを描いて、さわやかな心情を残しました。