新国立劇場中劇場にて。
東京千穐楽。
ズボン船長/鈴木綜馬さん
ヤングズボン船長//なだぎ武さん
ケン/北島大輝くん
峯音・ネネン/佐藤薫子ちゃん
ケンの母/有希九美さん
海賊の親分/コング桑田さん
チャールズ/伊藤潤一郎さん
ソックラテス/友石竜也さん
ルソー/羽根渕章洋さん
ロバート/川口大地さん
ローズマリー/袴田明子さん
シェンシャラー/保坂淳也さん
ベンベリーナ/今吉めぐみさん
ミミ/磯貝レイナさん
ヨヨナ/井上珠美さん
若かりしヨヨナ/吉田萌美さん
若かりしフィフィ爺様/小林遼介さん
ルナ/華花さん
コヤマ先生/手島章平さん
クサノ先生/森崎みずきさん
ジョジョ/竹内 麗ちゃん
フィフィ/佐藤芽佳ちゃん
ドラコ/エド・はるみさん
少年と船は、心躍る組み合わせだ。
波をかき分け、見知らぬ世界へ夢を誘う。
帆船ならば風に帆をひろげ、汽船ならば力強く黒煙をたなびかせる。
船には冒険の匂いがする。
体が弱いことを揶揄される少年ケンは船乗りだという老人に出逢う。
ズボン号の船長の話の世界に飛び込むケン。
不思議な猫フィフィと、若かった頃の船長とともに冒険を目の当たりにする。
いつかケンは元気にあふれ、自信に満ちていく。
ズボン船長は船出をしていた。八番目の海へと。
ケンの成長譚であるとともに、いつか訪れる別れを暗示しながら冒険のすえに宝物を得る。
冒険のお話には、愉快で不思議で心あたたまるキャラクターが彩りを加えている。
ラスト、ズボン船長の大きな上衣をケンが着込んで終幕となる。
旅は引き継がれたのだ。
四本線の袖章が誇らしい。
少年はいつだって冒険者だ。