シートのフィッティング
バイクに乗れない雨の日には、ちょうど良いカスタムです
しかも ゼロ円
V7スペシャルは足付きはベッタリで不安はありませんが、大柄なシートで両端が内ももに当たり気になっていました
できるだけ後ろに座りたいので、よけいに内腿に当たることになります
快適なボルドールのシートと比較してみます
左 V7special 右 ボルドール
足を降ろす部分の形状に違いがありますね
ボルドールは台形状に整形されており、内ももにうまくフィットします
V7specialは、高級感を出すためにソファーのようにスポンジをタップリ入れて、橫に丸く張り出しています
⬇️ テープで印を付けた間が、内腿に当たりしっくりしません
シートの裏をよく見ると、
お や!
シートの裏の両端が平(たいら)になっています
触ると硬いシートベースが、ツバのように横へ張り出しています : →
では、早速、、
①シートの皮を剥がす
ドライバーとラジオペンチを使いシート表皮を止めてあるタッカーの針を抜いて、皮を剥がします
今回は、シートを加工する前側のみ、タッカーを抜きました
※黒い丸いものはシートベースのクッションゴムで、後程タッカーが打ちにくいので外しておきます
②シートベースをカットする
青→ : シートベースの両端が横に張り出していますので、これを10mm程、鋸でカットします
※木工用鋸で簡単に切れます
※カットしても、スポンジがあるのでシート外観形状は変わりません
青→ : シートベースの両端の張り出しをカットしたので、白いスポンジが見えます
これによりスポンジが凹むことが可能となり内ももへの圧迫が弱くなるはずです
→ : カットしたシートベース片
⭐️ここがポイントです
シートの皮を被せて、シートをバイクにセットして股がってみます
そして、必要な修正を行います
③シートの皮を貼る
シートを張りなが対角の位置に交互にタッカーを打ちます
※打ち込みが浅い場合は、ハンマーで打ち込みます
④ 完 成
綺麗にシートが張れました
早速、バイクに戻して、股がってみます
股がって足を降ろすと、
両サイドを10mmカットしただけですが、随分とスリムな印象になりました
内腿の圧迫も弱くなり、気にならなくなりました
自分仕様に一歩近づきました
やって良かったゼロ円カスタムです
🏍️ 🏍️ 🏍️ 🏍️🏍️🏍️🏍️ 🏍️ 🏍️ 🏍️
足付きを良くする場合
スポンジの表面を削る( アンコ抜き)は、シートの外観形状が変わってしまうので、 "裏抜き" をおすすめします
⬇️ 興味のある方は、ご覧ください
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おしまい