今日も機嫌よく過ごせましたか?
長州力さんが6月26日、”おそらく”本当に引退しましたね。
『おそらく』とつけたのは、プロレスファンならご存知だと思いますが、長州さんって以前に1度引退しているんですよね。
だから、もしかすると今後また復活するかもしれないので、『おそらく本当に』とつけたんですよ。
でも、ぼくもライブビューイング上映を映画館で観てきたのですが、今回は本当に引退するんだと思いました。
なぜかというと、現在の年齢が67歳ということもありますが、リング上での最後の挨拶で奥様をリングに上げて感謝を伝えたことと、リングを降りた後の記者会見で、プロレスの話を嫌うと言われていた長州さんが唐突にアントニオ猪木さんについて語り、時折笑顔を見せながらプロレス人生の総括というべきコメントをしたんですよ。
それを聞いた時に、
「ああ、本当にやり切って後悔がないんだな。」
と思いましたし、長州力ファンはみんな納得したと思います。
でも、もし来年、何かのきっかけで長州さんが「このタコ!」と憤ることが起きてリングに上がろうとしても、ファンは全然受け入れて楽しむと思うんですよね。
だって、それもプロレスの醍醐味だし、長州力という人の読みきれない魅力だと思うからなんですよ。
引退試合の翌日、6月27日の東スポウェブに長州さんの手記が載りました。
東スポウェブ【長州力・引退独占手記】45年のプロレス人生に一片の悔いなし 次は奄美で漁師?
そこで、「さすがは長州さんだ!」とグッとくるコメントがあったんですよ。
「?」が大事なんだ。
長州さんは、東スポは記事に『?』クエスチョンマークをつけるセンスがよかったと褒めながら、世の中の?の大切さを話しているんですね。
『?』が足りないから驚きが減ってきているというんですよ。
たしかに、最近は何でもかんでも即時に正解を求めすぎます。
なぜか仕事もプライベートも100点の答えを求めすぎる世の中になったけど、『?』のままでも生きていい世の中にしていくのが大切だと思う。
みんな、早く答えを出そうとしすぎて、
慌てて出した答えに自縄自縛になったり、
迷路に迷い込んでなかなか出られなくなったりするんですよね。
逆に、なかなか答えを出せずに立ち止まっている人には、できないやつというレッテルを周りが性急につけたがる潔癖症な社会になっていると思いませんか?
『?』は人を追いつめない『ゆるさ』があります。
そして、『?』には選択肢を切り捨てなくていいという優しさがあります。
あなたが将来を考える時も、?をつけてみるといいですよ。
「今後は会社員を続けるかな?カフェを始めようかな?」
みたいに考えていると、今より広い視野で人生を考えられるようになるはずです。
なぜなら、しばらくの間『?』をつけて考えていると、そのうち、
「そもそも何をしたいからカフェを始めたいんだろう?」
というような、将来のことを考えている動機に気づけるからです。
実際に何をするか?より、
『動機』のほうが大切なんです。
そこさえわかっていれば、達成する方法は何だっていいじゃないですか?
ぼくがクライアントさんとお話をしている時も、?の部分を大切にしているんです。
?は?のままでいいんです。
?を解決するより、?を育てて広げるほうが人生は豊かになるんです。
よかったら、あなたの『?』を育てるお手伝いをさせてくださいね!
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