遍路5日目 第13番札所 大栗山 花蔵院 大日寺(おおぐりざん けぞういん だいにちじ)

大日寺へはバスで行くことにしました。

昨日の疲れからか、腿の付け根が痛く、無理をするとさらにひどくなりそうなので。

肩と足の痛さは筋肉痛のようなものなので、なんともないが、付け根はちょっと心配。

第13番札所 大栗山 花蔵院 大日寺

宿のWeek神山から歩いて寄井中バス停へ行くと、あの80歳の4回お遍路さんがいた。

昨夜はバス停近くのさくらや旅館に泊まったとのこと。焼山寺で見かけなかったので、どうしたか気にはなっていたが、健脚だ。

大日寺手前のコンビニでバスを降りて、飴とリップクリームを購入。

大日寺前の一宮神社をまずお参り。

一宮神社

 

一宮神社

 

一宮神社

道路を挟んで反対側が13番大日寺。

 

大日寺納経

境内に入って又驚き。大荷物の長野県の彼がいた。

焼山寺で野宿をすると言ってたのにこんなに早く大日寺にいるのが不思議で、聞いてみると、足が痛く歩けなくなってしまいタクシーで大日寺隣の宿まで来て、泊まったとのこと。宿で自転車を借りて17番まで打つ(まわる)とのこと。

大日寺

 

第13番札所

 

次は第14番札所 盛寿山 延命院 常楽寺(せいじゅざん えんめいいん じょうらくじ)へ13番大日寺から2.3km

 

常楽寺

途中の神社

第14番札所 盛寿山 延命院 常楽寺

常楽寺入口

常楽寺

 

第14番札所

盛寿山 延命院 常楽寺

大師堂

常楽寺

本堂は一番奥にあり、向かってその右に 愛染堂と大師堂が建っている。本尊を弥勒 菩薩としているのは、四国八十八ヶ所霊場 で常楽寺のみ。この弥勒菩薩は、釈迦入滅 してから、56億7000万年後にこの世に下 生し、衆生を救済するといわれている。(文化庁)

本堂

第14番札所 本堂

 

常楽寺の納経

 

第15番札所 薬王山 金色院 國分寺(やくおうざん こんじきいん こくぶんじ)へ14番常楽寺から0.8km

国分寺への道

途中にあった派手な建物

国分寺への道

 

國分寺への標識

途中のお寺

國分寺への遍路道

仁王門

國分寺の仁王門

 

國分寺の納経

天平13年(741)、聖武天皇が天下泰平を 祈願して全国66ヶ所に建立した国分寺の一つ で、天皇の勅命を受けた行基が建設を指揮。(文化庁)

第15番札所

ここで80歳と大荷物に再会。

薬王山 金色院 國分寺

山門をくぐって真正面に見えるのが本堂。 重層入母屋造りの本堂は、文化文政年間(1 804~1830)に第九世光山文明和尚に よって再建されたもので、往時を彷彿とさせ るスケールを持つ。大師堂は平成26年(20 14)2月28日に再建された。(文化庁)

國分寺

庭園見学は300円 入りませんでした。

国分寺

 

次は第16番札所 光耀山 千手院 観音寺(こうようざん せんじゅいん かんおんじ)15番国分寺から1.8km

鐘楼門

観音寺の鐘楼門

 

観音寺の納経

鐘楼門 遍路道に沿っていくと、民家の 中に一際目立つ鐘楼門が建っ ている。和様重層の堂々とした 門は風格があり、往時の繁栄を 偲ばせる。境内と外界との境を 塀ではなく、寄進者の名を彫り 込んだ石柱で切っているのも特 徴。(文化庁)

観音寺

境内は、鐘楼門を入った正面に本堂、右 側に大師堂、本堂と大師堂の間に水子地蔵 尊が祀られている。堂宇は江戸初期の建築 様式の特徴が随所に見られ、建造物として も見ごたえ十分だ。  本堂には炎に包まれた女性が描かれた額 が掲げられている。これは明治時代、淡路島 から訪れた女性が雨に濡れた白衣を乾かし ていた時に、焚き火が燃え移ったことに由来 する。女性はかつて仲の悪かった姑を薪の 燃え残りで叩いて、いじめたことがあったと いうのだ。弘法大師からその戒めを受けたの だと深く反省し、この絵を奉納したという。(文化庁)

第16番札所 光耀山 千手院 観音寺

境内で80歳4回目と休憩していると愛知県の彼がやってきた。植村旅館に泊まり歩いてここまで来たとのこと。

再会を祝って、昼食を一緒にと3人で17番井戸寺へ行く途中のうどん店で食事。

ぬまたうどん

 

へんろ仲間

名前を名乗りあうと、榎本さんと酒井さんと言う。lineを交換。

酒井さんは徳島市内を通り過ぎて18番近くまで行ってテントを張るというので、先に出発。

 

第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺(るりざん しんぷくいん いどじ)へ16番観音寺から2.8km

80歳と2人で腹いっぱいだと言いながらのんびり歩いていると、後ろからウルトラセブン(デンマーク人のナナ)がやってきた。やはり歩くのが早い。今朝バスの中からナナが歩いている姿を見つけたが、こんなに早く17番まで来るとは。

大門

井戸寺の大門

 

井戸寺の納経

大門 四国霊場には珍しく、朱塗りの 鮮やかな門が参拝者を迎えて くれる。この武家造りの大きな門 は、蜂須賀公が大谷別邸の門 を移築、寄進したもの。現在の 門は近年になって当時を再現 して建てられた二代目だ。四国 最大級といわれる仁王像が両 側にたち、裏側には大きなわら じが飾られている。(文化庁)

本堂

第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺

井戸寺

大師堂

第17番札所

 

瑠璃山 真福院 井戸寺

光明殿

井戸寺

寺名の由来となった面影の井戸は、 水不足に苦労していた村人を哀れんで、大 師が一夜にして掘ったと伝えられている。

井戸寺の井戸

ナナに今日はどこに泊まるのかと聞くと、徳島市内のさくら荘とのこと、榎本さんと同じ宿だった。

ナナも歩くのがつかれたらしく、電車で徳島駅まで行くというので、3人で府中駅(こうえき)へ戻り、電車で徳島駅へ。

徳島駅への電車

昔コペンハーゲンでオスロ行きのフェリーの時間待ちで、チボリ公園へ行ったところスリにやられそうになったとか、デンマークでの思い出を話した。彼女の住所を聞いたけど、わからない、デンマークの田舎のようだ。

昔見に行ったコペンハーゲンのがっかり人魚姫

世界三大がっかり

チボリ公園で

コペンハーゲン

 

徳島駅は立派です

徳島駅

今晩の宿は駅近くのビジネスホテル、スマイルホテル徳島

スマイルホテル徳島

荷物を置いてふらふらしていたら、目についたのがインドカレー。夕食です。

徳島のインドカレー

 

徳島のインドカレー

帰りがけコンビニによって明日の朝食と今晩の酒とつまみを購入

つまみながら明後日の平等寺の宿へ電話、残念満室。仕方なく近くのパンダ屋を予約。

明日は雨予報。

四国へんろ徳島県

本日の歩数は24,568歩 16.6km