区切り打ち遍路6日目、雨です。
80歳榎本さんと出発時間を打合せをしたわけではないが、バス停でバッタリ会いました。
ナナは雨なので立江寺の宿坊に泊まると言っていたので、ゆっくり出発なのか、現れなかった。
第18番札所 母養山 宝樹院 恩山寺(ぼようざん ほうじゅいん おんざんじ)
徳島駅からバスで恩山寺前まで。歩いたら結構な距離があるので大幅な時間短縮です。
カッパを着込んで雨の中を榎本さんと歩き始めた。
恩山寺山門
元々は行基が厄除のために建立した、大日 山福生院密厳寺という女人禁制の寺であっ た。その後100年余りを経て、弘法大師が滞在 して修行をしている時、大師の母君である玉依 御前(たまよりごぜん)が訪ねて来られた。しか し、この山は女人禁制であったため、大師はひ と七日(一週間)滝に打たれ修行をし、女人解 禁の秘法を修められた。そうして大師はやっと 母君を迎え入れ、この寺で孝行を尽くしたとい われている。(文化庁)
本堂
大師堂と御母公剃髪所
第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺(きょうちざん まにいん たつえじ)
立江寺へは18番恩山寺から4.0km
途中のお京塚で一休み。
夫がありながら男と不義密通を 犯したお京という女は、ある日 男を手引きし夫を殺してしまう。 自害しきれず四国巡礼を始め た二人が、立江寺に辿り着き地 蔵尊を拝もうとした時、お京の 髪の毛が逆立ち、鐘の緒に巻き 上げられた。あわてて懺悔をし 命が助かったお京は、その後出 家し生涯を終えたという。(文化庁)
雨が降り続いている。
立江寺手前の橋
仁王門
本堂
多宝塔
大師堂
宿坊、ナナはここに泊まると言ってた。
立江寺の門前に旨い餅屋があると榎本さんが言ってたので期待していたのですが、店は閉まっていた。
今日は雨なのでこれで終わり。今夜の宿へ向かいます。
一旦、立江駅から南小松島駅に戻り、南小松島駅からバスに乗り目的地へ行くようになります。
立江駅
南小松島で待ち時間があるので、昼食と榎本さんが言うには竹輪の旨い工場があるから行ってみようとなった。
竹輪工場 天龍蒲鉾
直売
試食をしたら旨かったので宅急便で家に送ることにしました。
焼ちくわ・ごま天・フィッシュカツのセット
このセットです。
昼食は讃岐風のセルフうどんへ、かき揚げをトッピングです。
南小松島駅前からバスに乗り20番鶴林寺の登り口の宿へ。
ふれあいの里さかもとへ泊まる計画だったが満室だったため、みかんの宿を予約したところ、偶然にも榎本さんと一緒でした。
自宅を開放した民泊です。名前の由来はミカン農家だから。
気さくな女将さんで、清潔で気持ちの良い民泊です。
まだ早い時間だったので、近くの道の駅へ散歩に。
みかんの量がすごい
交代で入浴後、夕食です。
今日の宿泊客は3人、定員3人。銀行員を辞めてお遍路に来たというアメリカ人29歳と乾杯。
この後、次の宿も民泊になるのですが、次の宿とは料理のセンスが全く違っていて、お上品でうまかった。女将の話術もおいしさを増している。
阿波番茶と言うお茶を飲むと、旨い。榎本さんも旨いと言い、自宅や友人、子供達へ送ると言う。
女将さんにお願いしたところ、電話で小売りはしていないが特別に宅配をしてくれるとのこと。
今日の移動
今日の歩数は16,744歩 14.9km 雨用に持参したシューズが古かったためか防水が効かず、散々な歩きだった。
腿の付け根の痛みと、筋肉痛は昨夜入念にストレッチをしたかいがあり、だいぶ痛みが引いた。が肩は痛い。