1番霊山寺(宿)を7時40分出発。歩き始めなので、体ならしのためゆっくりと歩き。

第2番札所 日照山 無量寿院 極楽寺(にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ)まではほぼ平坦な道を1.4km。

道標もしっかりしているので、迷うことなく到着です。

仁王門

願掛け地蔵や、石と樹木をう まく配置した美しい庭園も整備。  本堂と大師堂は庭園先の小高い丘の上に あり、その下には観音堂、薬師堂、鐘楼、大師お 手植えの「長命杉」、仏様の足型をかたどったとされる「仏足石」などがある。(文化庁)

本堂

長命杉

 

第3番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺(きこうざん しゃかいん こんせんじ)までは2番極楽寺から2.6km

途中で見かけた立派な家。

道標もしっかりと、金泉寺まで700m

金泉寺近くでの近道、ここを歩いてお寺の裏に出ました。

金泉寺到着です。忠霊塔

弘法大師が巡錫中に水不足で悩む地 元の住民の声を聞き、井戸を掘った。すると霊水が湧き出たため、その素晴らしさに感動した大師は堂宇を建てて金泉寺と改称した。

 朱塗りの仁王門をくぐると、左手に鐘楼、 右手に八角形をした色鮮やかな朱塗りの八角観音堂が見えてくる。山を背景に正面に本堂、右手には改修さ れた大師堂、その手前には黄金の井戸のある黄金地蔵尊堂が建っている。(文化庁)

忠霊塔

本堂

大師堂

黄金の井戸

井戸を真上からのぞきました。

仁王門、裏から入ったので最後になってしまった。

 

第4番札所 黒巌山 遍照院 大日寺(こくがんざん へんじょういん だいにちじ)へは3番金泉寺から5km。

途中の神社の立派な大木。

ガードレールにこんな道案内も

昔はこの道標が目印だったのか

大日寺へは少し手前から上り坂になり、途中の大日寺みち休憩所Pilgrim Rest Hutで一休み。

河津桜が満開。

大日寺到着です。

鐘楼門

本堂

弘法大師が長 く滞在して修法し、一尺八寸(約55㎝)の大日如来を彫って本尊にしたという。ご本尊が大日 如来の寺は四国八十八ヶ所霊場中6ヶ寺しかなく、真言宗では「宇宙の中心、万物の根源とされ、人々にあまねく、慈悲をもたらす最高の 仏」とされている。大師は本尊にちなんで寺号を大日寺とし、第4番に定めた。

本堂と大師堂をL字型につないでいる廻廊には、観音様が 姿を変える話に由来する33体の観音像が安置されている。(文化庁)

大師堂

 

第5番札所 無尽山 荘厳院 地蔵寺(むじんざん しょうごんいん じそうじ)へは4番大日寺から2.0km

同じ道を引き返すので、また大日寺みち休憩所Pilgrim Rest Hutで一休み

地蔵寺の隣にある五百羅漢に立ち寄り

拝観料200円。

約200体 の羅漢は、コの字型に並ぶ弥 勒堂、釈迦堂、大師堂に数々の仏像とともに収められている。(文化庁)

全部顔が違っていた

ここの階段を下ると地蔵寺

途中のベンチで休んでいたので追い越した重そうなザックを持った人がやってきた。

(後で知ったのだが愛知県から来たとのこと)

地蔵寺到着

大銀杏 境内の中心で寺を見守り続け ているのは、「たらちね銀杏」と も呼ばれている、樹齢800年を 超える母なる大木。幹が太く四 方八方に枝を伸ばし、秋になる と黄金の葉が境内を染める。(文化庁)

ここも裏から入ったのでいきなり本堂です。

仁王門

5番地蔵寺を出てちょっと行ったところのギャラリーカフェ ブリッサで昼食。

偶然にも2番極楽寺あたりから抜きつ抜かれつしながら歩いていた愛知県岡崎から来た彼と再度ばったり。

彼は野宿できるようテント持参とのこと。だから大荷物。

いろいろ話をしながらゆっくりと1時間かけての昼食でした。

ハンバーグ定食がうまかった。

ここまでの距離14.48km

 

第6番札所 温泉山 瑠璃光院 安楽寺(おんせんざん るりこういん あんらくじ)へは5番地蔵寺から5.3km

途中にあった八坂神社、結構な階段です。

安楽寺到着。

仁王門

多宝塔

温泉山という山号からもわかるように、かつ てこの周辺には鉄サビ色の温泉が湧き、万病 に効くとされ、遠くから湯治に訪れる人も多かっ たという。四国行脚中にこの地を訪れた弘法大 師も、この土地が病疫から人々を救う薬師如来 と深い因縁で結ばれていると直感。坐像を刻 み堂宇を建立して、四国八十八ヶ所第6番霊 場と定めた。(文化庁)

ちょうど小学校5年生が「お接待」の授業で来ていて、手作りのしおりや飴、さらにはマッサージまでしていただいた。

良い文化の伝承です。

引率の若い女性先生は徳島ヴォルティスのファンだとのこと、こっちは鹿島アントラーズJ1だと自慢です。

方丈 遍路や旅人を泊めて保護する よう指定された寺「駅路寺」であった安楽寺。当時の面影を残すのは 茅葺き屋根の立派な方丈だ。また、宿坊には大師堂前を源泉 とする天然温泉「弘法の湯」があり、宿泊者のみ入浴することができる。(文化庁)

 

第7番札所 光明山 蓮華院 十楽寺(こうみょうざん れんげいん じゅうらくじ)へは6番安楽寺から1.2km

今夜はここの宿坊に泊まります。

鐘楼門

この地を訪れた弘法大師が阿 弥陀如来を感得し、樟で本尊を刻み堂宇を建 立して開基した。またその際、山号・寺名を命名するにあたり、生・老・病・死・愛別離苦(愛する 者といずれ別れなければならない苦しみ)、求不得苦(求めるものが得られない苦しみ)など、人間が持つ八つの苦しみを阿弥陀如来の慈悲によって克服し、十の光明に輝く楽しみを得 られるようにとの願いを寺名に込めた。

朱色と白のコントラストが美しい中国風の鐘楼門は、十楽寺のシンボルとして知られている。上層が朱塗り、下層が漆喰という凝っ た造りをしている。エキゾチックな雰囲気を漂 わせているうえ、深緑の背景に映える。この門をくぐり中へ入ると、正面に水子地 蔵尊が祀られており、その横の石段を上っていくと中門遍照殿がある。この門は上層部が愛染堂となっており、階段を上ると中に愛染 明王が祀られている。  本堂の右側に客殿と方丈があり、大師堂 は本堂に向かって左手の石段を上ったところにある。(文化庁)

今夜の宿は十楽寺とつながっている宿坊だが名前はビジネスホテル光明会館

宿坊をイメージをしていたが名前のとおりビジネスホテルです。

廊下にはなぜか靴が?

たぶんデンマークの団体さんがいたので、添乗員から日本では部屋で靴を脱ぐと説明を受けたのでは?

風呂は大浴場、一番乗り、独り占めで快適です。宿の人が団体が来るので早く風呂に入った方が良いというので、正解でした。

コインランドリーが1台だけだったので、これもすぐに独占使用。

夕食は食堂で、デンマークの団体さんと一緒に

翌朝の朝食は定番メニューで

本日の歩数29,302、距離22.5km

明後日の宿を予約しようと、12番焼山寺を下りたところのすだち館へ電話をしたところ、満室。

仕方なく、さらに下ったWeek神山で予約。その先にさくらや旅館、さらに先に神山温泉ホテル四季の里があったが、なるべく近くをと選びました。