はじめてのリアリンク周りグリスアップ | VROOOOOOOOOM!!!!

VROOOOOOOOOM!!!!

YZ125の練習&整備記録~2stroke FOREVER~

2011年11月10日(木) くもり
肌寒い、11月らしい気候。前から気になっていた「グリスアップ」をすることにした。3月にYZ125を購入してから、2回レースに出て、それ以外はほぼ毎週走っている。一緒に走る仲間からも「グリスアップはした方が良い」と言われていたのであるが、なかなか重い腰が上がらず、結局ズルズルと購入から8ヶ月が経過したのであった…。

なんでも、ステムベアリングというところと、リアのリンク周りはグリスアップをした方が良いそうだ。泥や水が侵入してグリスがなくなってしまうとベアリングが錆等を起こして動作不良を起こすので、そうなる前にグリスアップをするのが大切だと聞いた。

って言ってもさ。出来るのそれ素人に。こちとらそんじょそこらの素人と一緒にされても困るんだよね。筋金入りの整備素人モノだよ?SGISSMだよ?そのSGISSMでもサービスマニュアルだけで出来るっていうんだね?ねえ、出来るんだよね?大丈夫だよね?っていう自問自答があったとかなかったとか…とりあえずネットでちょちょいっと検索して、「こんな感じね、あ、なる~」って軽い感じで始めた。

$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━
▲ちなみに今回使用したグリスはコレ。定番ですね。


■取り外し
っということでお昼12時くらいから始めました。いままでの経験からっていうか嫌な予感がしたんで、今日はリアリンク周りのグリスアップだけにします。ステムベアリングはまた今度。

$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━
▲「笑っていいとも~」がなんだか迷走してるような気がして見ていられなく半分位見て作業開始したのでたぶんお昼12時半位にスタート。


とりあえずバイクを車から下ろしてメンテナンススタンドに乗せて

「ふぅ~」

ちょっと休憩…。

「…さてと、」

サービスマニュアルをペラペラ。さて、ココでちょっと迷いが出ました。まだ、マシンをメンテナンススタンドに載せただけなのに既に迷いが出ています。何かとイイますとマニュアルを見ると、どうやらスイングアームを外さなくてもリンクのグリスアップは出来るみたいなんですよね。どうしたものかと…それでも、こういう機会でもなければスイングアームを外すことなんてないだろうから外すことに。それにピボットシャフトも下手したら固着して取れなくなることがあるらしいので、そこもグリスアップってことでスイングアームごと外します。

そうと決まればどんどん外していこう!

・リアホイール
・リアブレーキホルダー
・リアブレーキキャリパー
・ブレーキペダル取り付けボルト
(ブレーキペダルをズラサないとピボットシャフトが抜けない。)
・ドライブチェーンサポート
・下ドライブチェーンテンショナー
(くるくる回る奴)
・リアショックアブソーバー下側取り付けボルト
・コネクティングロッド取り付けボルト
・ピボットシャフト

の順で外していけばスイングアームが車体から外せます。この時、外した順にボルト関係は並べておくと後々助かる。
ココでトラブル発生。ピボットシャフトのボトルに合うソケットがない…19番までしかない…っということで近くのホームセンターに買いに行く。ついでにプラハンマーとトルクレンチ(←完全に衝動買い)を購入。購入したソケットは19番がギリギリダメだったので21番を購入。戻って速攻合わせてみたら入らず…。マジかよ…うーんモンキーで大きさ合わせてみて21番と合わせると丁度1mmくらいボルトが大きい。22番あるの?と思ってもう一度ホームセンターへ。22番のよこに24番っていうのもある…どっちだろ…大は小を兼ねるって言うし…でもそれはソケットに限って言えば当てはまらないだろ…うーん、ココは自分を信じて22番。また直ぐに戻って合わせてみたらピッタリ!やった!…この時点でかなり時間をロスする。…そしてようやくスイングアームが外れる。。。


$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━
▲スイングアームを外した状態。ソケットトラブルはあったものの、作業的なトラブルは無し!


$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━

$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━
▲外れたスイングアーム。き、汚い…。


普段は手が届かない場所もこの際だから綺麗にしとく。と言っても本格的な洗車をしている暇はないので泥だけ落とす。

$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━
▲こういう場所はこういう機会じゃないと洗えない?


では次は取り外したスイングアームから、リレーアームとコネクティングロッドを取り外します。

とりあえずスイングアームの横にある丸いキャップをポコっと外して(両側)中のボルトを外します。そうするとリレーアームとコネクティングロッドがスイングアームから外れます。

そしたら今度はリレーアームとコネクティングロッドをバラします。これはボルト一つ外すだけ。

これでバラしはとりあえず終わり。


■各部清掃
さて、次は清掃。ネットとか見ると灯油とかで洗ったりしてるようですが面倒なのでパーツクリーナで洗います。とりあえずリレーアームから。

リレーアームは、
・カラー
・カラーの両側に付ける筒みたいなの
・ベアリング(各35個)

からなっています。それが2ヶ所。ベリングは穴の両側に並んでいるので全部で4ヶ所。つまり35×4=140個のベアリングがあります。
ベアリングはグリスと一緒に指にくっついてたり、直ぐにどこかに行っちゃう困ったちゃんなので注意が必要。
一つの穴ごとに数を数えて分けておくと組み付ける時に楽が出来ます。

リレーアームの穴の中をパーツクリーナを吹いては歯ブラシでゴシゴシ。吹いてはゴシゴシ。吹いてゴシゴシ。FしてGS。

パンの上で吹いてゴシゴシしてるとパーツクリーナがパンの中に溜まるのでその中にベアリング入れて古いグリスを取る。
…ココでマニュアルにはオイルシール点検してガタがあったら交換ってあったけど…

オイルシールってどれ?笑

穴の一番外側についてる黒いのかな…マイナスドライバーでコジってみたけど取れないからいいのかなって感じでココはノータッチ笑。

続いてコネクティングロッド。

コネクティングロッドは、
・カラー
・ベアリング(各35個)

からなっている。穴は一つなのでベアリングは35×2=70個。こっちも同じくパーツクリーナー吹いて歯ブラシでゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴ。

$僕にもできた!━はじめてのバイク整備━
▲それで綺麗になったのがコレ。うーん、綺麗になれば手段はいいか…。

それからスイングアームの取付部もバラして清掃。

スイングアームは一つの穴で、
・カラー
・オイルシール
・ワッシャーみたいなの(スラストベアリング?)(3枚)
・ブッシング

からなっている。なんかベアリングがリレーアーム等とは違うんですよね。最初これもポロポロ外れるのかとおもったんですけど違うようで…これはこのままパークリ吹いてゴッシゴシですよ先輩。もおゴッシゴシ。

その他ボルト類も清掃してピッカピカ♪

さて、バラしてみて意外とまだグリスが残っていたという印象。古いグリスは真っ黒になってたけど、グリスがなくなってベアリングが錆びているということはなく。ベアリングも古いグリスを取ると錆一つない綺麗なものでした。まだ、グリスアップしなくてもいけたのかな…?きっと前のオーナーが大切に乗っててくれたからだろう。あ、YZ買った時にグリスアップ頼んでおいたわ笑。

とりあえず、ワタシ如きの走りでは8ヶ月やそこらでは大丈夫ってこと?でもグリスが真っ黒になってたらもうダメなのかな?まあ、とりあえずグリスアップして悪いことはないので良い機会ということで。


■組み付け
単純に考えて、組み付けはバラしの逆の工程で行えば問題ないという考えなんですけど、合ってるのかな?
とりあえずグリスをモリモリ塗ってベアリングを付けていきます。ココもネットで調べましたよエエ。ネットって便利ですね。ネットがない時代の人達ってどうしてたんだろ。そうか、今よりも不便な分、人付き合いって観点ではもっと密な関係だったんだろうな。なんかこう便利な分ライトな感じって今の時代するし。どっちでもいい知り合いってスゴく多いような気がする。でも、便利ってやっぱりこうして何も知らない自分が調べて作業できちゃう側面もあって正直コレがなくなると困る部分もあるし…なんていう、事を考えながらグリグリコレでもかというくらいグリスを盛って、ベアリングを入れていきます。グリスにくっついてベアリングもホイホイついていきます。カラーにもグリスアップ。

予めベアリングを穴一ヶ所ずつ、35個ずつに分けていたのでいちいち数える手間が省けて作業がはかどります。

この時点で手がグリスまみれになり、撮影は不可能となりました。なのでこれ以降は文章のみで笑。

リレーアームにベアリング、カラー等組み付けたら、コネクティングロッドも同じようにベアリングとカラーを組み付けます。この時点で余ったグリスがモリモリはみ出すくらいで問題ないらしい。余ったのは拭き取ればOKだそうだ。

そして、リレーアームをコネクティングロッドに組み付けます。ボルトにもグリスを塗って組み付けて完了。

続きましてスイングアームもグリスをモリモリ塗ってブッシング、スラストベアリング、オイルシール、カラーを組み付けます。

そしたら、今度はリレーアームとコネクティングロッドをスイングアームに組み付けます。コレもボルトにグリス塗ります。

さて、これでやっとスイングアームを取り外した状態まで戻って来ました。
途中ソケットがなかったりして買い出しに出た分、時間をロス…この時点で既に少し暗くなってきている…ヤバい。ちょっとペース上げなければ。

では間髪入れずに今度はスイングアームを本体に取り付けます。コレが…なかなか…カラーが外れちゃったりして手間取ったけど…カラーとオイルシールをしっかり押し込んだらすんなりハマりました。あとは、ちょっとずつずらしなからピボットシャフトをギュン!!
半ば強引に押し込みスイングアーム装着!!

ココでマニュアル通りに取り付けにガタがないかをCheck it!! 問題なし!

では次はコネクティングロッドも車体に取り付けます。ボルトを入れて…あれ?このホース類はコネクティングロッドとフレームの間で良かったっけ…?う~ん、干渉しないみたいだし間でいいんだな。うん、いいでしょ!取り付け完了。それで次はリレーアームを…あれ?ショックアブソーバーの下に付くはずだけどリレーアームが明後日の方に向いてるんですけど?この状態で取り付けは…出来…ない!出来ないなコレ!出来ない!おい、これ出来ないよ!取り付け出来ないよコレ!全く持って真逆に取り付けちゃってるよコレ!ハハハ、笑っちゃうね~。もおお茶目だな~全然逆向きなんだもんハハハ!

急いで取り外し向きを変えます。ハイ、この向きだね。間違いない。では改まして、コネクティングロッドを車体に取り付け!ボルトもグリスアップ!完了!

この時点でもう辺りは真っ暗…見えないっす汗。

ふう~。いいねいいね。え~っと、チェーン位置がこう来て、こう…あれ?なんかチェーンおかしくないですかコレ。だってこっから上にコなくちゃいけないのに、スイングアームの取り付け部分から全部下側に行っちゃってるよ。この状態で上側には…行け…ない!行けないなコレ!行けない!おい、これ行けないよ!どう考えても上側に行けないよコレ!ガッツリ下側通ちゃってるよコレ!ハハハ、笑っちゃうね~。もおお茶目だな~ハハハ!

なんだデジャヴか…いや現実だ。
コネクティングロッド外して、スイングアーム外して、チェーン上向きに通して、スイングアーム付けて、コネクティングロッド付けて…はぁはぁはぁはぁはぁ…これで大丈夫だろ…。

よし、ではリレーアームをショックアブソーバーに取り付けて…出来た!

あとはブレーキペダルやブレーキキャリパー、ドライブチェーンサポート等取り外したものを付けていきます。もう真っ暗で作業が大変汗。

そして最後にタイヤを取り付けて、買ったばかりのトルクレンチで規定値で絞めつけてお終い!

ふう…12時半~18時半…約6時間の作業。途中ソケット買ったりしたから実質は5時間くらいか…ハハハ時間掛かり過ぎだな。まあ、でも頑張った。あとは明るい時にCheckしよ。

整備をすると走りたくなる不思議。


何も知らない素人オヤジがサービスマニュアルだけでリアリンク周りのグリスアップが出来るか?

答えはYES!!

ciao!!