Yoっち☆楽しくグテを綴る♡ -108ページ目

Yoっち☆楽しくグテを綴る♡

テテとグクの Me Myself写真集にインスピレーションを得て【群青と真紅】をブログ内で執筆中です️

クリスマス🎄の夜いかがお過ごしでしょうか😊
私はパートナーの新しい単身赴任先の新居に行って久々にクリスマス🎄を一緒に過ごしました今まで休みが合うこと自体がなかなかなかった
用意してくれていた
ブッシュ・ド・ノエル
みなさんはどんなクリスマス🎄を過ごされていますか❓グテの二人はなにしてるのかなぁ〜

では、物語の続きです✨毎回読んで下さってありがとうございます😊

前回の物語


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【晩餐】

キム公爵とチョン伯爵の夕食はサロンと呼ばれる部屋で準備された
エジンバラの離宮でキム公爵が与えられている私室は、部屋に入ってすぐの居間、寝室が2つ、サロンが主な部屋で他にクローゼットルーム、サニタリーが付いている
王室費で居住の権利が与えられているが、管理費は公爵家が賄う
今回の様に貴族を招待するような場合はキム公爵は王室サイドになるので招待した側になる、その為全ての滞在中の自身の経費は公爵家が支払う(ただし、国王の公務に帯同した場合は控除される)

キム公爵の私室にまつわる説明はこの辺にして二人のテーブルに戻ろう

この夜に出されたメニューは国王の会食と同じコース料理
魚料理も肉料理も二人は若者らしく全て食した
「あなたもよく召し上がる人でよかった」
キム公爵は食べ方が綺麗なチョン伯爵のお皿を見ながら嬉しそうに言った
「私はエネルギーを満たしてくれる食事の時間が好きです。それにキム公爵の召し上がり方がとても美味しそうなので、余計につられてしまいました」
チョン伯爵はにこやかに話す
国王拝謁の時や池の畔で紅茶を飲んだ時の表情とは違った温和な笑顔に、キム公爵は更に彼に興味を持った
「私も食事は大事にしています。貴族社会では完食は品がないと言われるが、私は残すことの方が品がないと思っていますよ」
「私は会食を楽しめないのですが、キム公爵がおっしゃるような『裏マナー』があるのが一因です」
「うん、私達は随分価値観が似ていますね。社交界の中で同じ価値観の人間には出会えないと思っていたのでとても嬉しい」
二人はそれぞれのワイングラスを掲げてお互いに敬意を表し、ワインをクイと一口飲んだ

【古城の夜】

食事の後意気投合したキム公爵とチョン伯爵は、時間を忘れて語り合った
キム公爵もチョン伯爵もお互いが最初に受けたそれぞれの印象とは違う友好的な人柄に惹かれ合った
ただ・・・
最初に感じた印象も間違っていたわけではなく、二人の生まれ持っての宿命がそう印象づけているわけで

それはまた後のお話となる

この晩の二人の貴公子は本当に楽しそうで、食事の最中から食後のお茶まで側で見守っていた従僕のスミスも目を細めて見ていた
しばらくするとソファで寛いでいたチョン伯爵が眠そうにうつらうつらし始める
キム公爵はスミスに目配せをする
全て心得ているスミスはチョン伯爵の肩にそっと触れ
「チョン伯爵、寝室にご案内致します」と声を掛けた
チョン伯爵はスミスに促されるまま寝室までついていく
すでに意識は眠りに入っているようだった
キム公爵はその様子を笑いながら見送った


※ テーブルウェアの画像はお借りしました



11月半ばからこれでもかってくらい勤務先の店内でかかっている有線のクリスマスソング😅

毎年、毎年、同じ選曲だから聴きたくないわぁ・・真顔って思うのよ
正直飽きるって💦💦
でも中にはリピしておきたい曲もちゃんとあって、何回聴いても、仕事中でも胸にギュッてくる😭

そしたらね

そのいい曲だなぁって思ってた
マイケル・ブーブレ
It's Biginning To Look Like A Christmas をテテが歌ってるじゃーん爆笑with タニ

あ、でもテテがカバーしたのはビング・クロスビーが歌った方かもしれない

テテの歌い方😍😍😍😍
それもめちゃくちゃダンディな声色でしっとり歌うオトナテテ💕💕いいね〜照れ

ヨンタンとTwo Shotになるとかわいいテテになっちゃうんだけど、そのギャップもよき👍✨

こうやって歌いつつ
ヨンタンを可愛がるテテの様子を見てると
幸せの実感てこういうひと時を過ごしている時に感じるんだろうなぁ・・としみじみ思ってね🥰💕

自由に大切な人達と過ごせる時間もこれから先、益々限られるから「今の自分」と幸せを満喫してほしいと切に願うこの頃です
アミを想ってくれるテテも有り難いんだけど、今は一緒にいられる大事な人🐰とプライベートを心置きなく過ごしてほしい
今の気持ちってやっぱり今だけのものだからね
・・・独り言だよ(笑)


ヨンタンとの微笑ましいカット✨とカメラに目線をくれるテテ😍✨

ヨンタンはいつもテテの特等席を独占する羨ましい子です💕💕💕



テテのカバー曲🥰🎄


勤務先の店内でかかる有線の
マイケル・ブーブレとセリーヌ・ディオンの私が好きなクリスマスソング2曲と
これは去年も紹介した名曲ジョージ・マイケルのクリスマスソングを貼っておきます👇





みなさまよいクリスマス🎄をお過ごしください
雪の地域の方はくれぐれも気をつけてね


なんか、最近ジワリジワリとグテがモデルのこの小説に興味を持って下さる方が増えて嬉しい限りでございます😉✨
物語の真髄に入るまで、色んなやりとりが続きますがどうぞお付き合い下さいませ
前回のお話はこちら👇



【キム公爵の部屋】

二人が城の入口まで来ると点灯係達が城内の灯りを灯し始めていた
キム公爵はその中の一人に、噴水にある茶器などを片付けてくれるよう給仕係に申し伝えるよう命じた

まだ日没時ではなかったが城内は既に薄暗く足元は特に見えづらかった
キム公爵が向かう所までの灯りがまだ灯されていなかった為、一人の点灯係が蝋燭を持って先導する

蝋燭が揺らぐ明かりの中、キム公爵はチョン伯爵を伴って階段を上り廊下を進んで自室の前まで来る
すると点灯係が入口の両扉の両側に取付けてある燭台の蝋燭に火を灯していく
次第に金と銀の彫金で飾られた扉が浮かび上がる
「お部屋の灯りは全て着いております」
点灯係はそう言うと一礼をして離れて行った

「さぁ、どうぞ」
キム公爵は扉の把手を掴むとグイと開いて中に入り、扉を支えながらくるりと振り返りチョン伯爵を部屋の中に招いた
「ありがとうございます。失礼致します」
部屋に入るとふわりと甘い香木の香る空気に包み込まれた
チョン伯爵は思わず鼻から大きく吸い込んだ
「インドから取り寄せたサンダルウッドの香りですよ。好きな香りでしたか?」
「はい。子供の頃に私の祖父の屋敷でのミサでこの香りがしておりました。ミサは退屈でしたがこの香りを楽しみたくて参列していたくらいです」
目を瞑り昔を懐かしむように話すチョン伯爵を見てキム公爵は笑い出した
「あなたはとても素直な方なのですね」
チョン伯爵はハッとして
「ああ、これは大変失礼致しました。懐かしい香りに子供の頃の色んな事を思い出してつい余計な事を申しました」
と言うと恥ずかしそうに笑った
「いや、いいのです。飾りだけの話を聞くよりずっとあなたの話は楽しい」

【キム家の従僕】

キム公爵は来客用の椅子をチョン伯爵に勧め自身はソファに座った
するとそこに扉をノックする音がしてキム公爵が応えると、キム家の従僕が入って来た
そしてチョン伯爵の姿を見ると
「お客様でいらっしゃいましたか、気が付きませんで大変失礼致しました」
とチョン伯爵に一礼をした
「いや、私が急にお誘いしたのだ。」
「チョン伯爵でいらっしゃいますね。わたくしはキム家でお仕え致しております従僕のスミスと申します。この度エジンバラでのテヒョン様のお世話を致しております」
「キム公爵のお言葉に甘えて、お邪魔しております」
チョン伯爵はにこやかに答えた

キム公爵は借りていた上着を脱ぐとスミスが直ぐに受け取った
それを腕に乗せながら丁寧にたたむとクローゼットルームまで持っていく
スミスはそれが自分の主人の持ち衣装でないことは分かっているので、チョン伯爵からの借り物であろうと承知した
従僕として余計な情報をもらわなくても察することで仕事を進めていく、キム家の中でも優秀な従僕の一人だった

クローゼットルームから出てくるとスミスはキム公爵にお伺いする
「テヒョン様、お食事はお部屋で宜しいですか?」
「うん、ここで頂くよ」
それを聞いてチョン伯爵が話に入ってくる
「国王陛下との会食をご一緒しなくて宜しいのですか?」
「ええ、私は公式以外の時は自分の部屋で食事をしています。それにここでの会食は自由参加ですよ。」
そう答えてキム公爵はニヤリと笑った
「スミス、チョン伯爵と一緒に食事を取るよ」
「かしこまりました。では先に食前酒とオードブルをお持ち致します」
スミスはにこやかにチョン伯爵に笑顔を向けて
「チョン伯爵のお部屋にはお付きの方へのお使いを向かわせます」
と言って一礼した
「宜しくお願いします」

あれよあれよという間にキム公爵のお部屋にお邪魔することになり、更には食事までご一緒するなんて・・・
チョン伯爵はことの展開についていけない様相だった『紅茶のお替りから始まって初対面であるのにこれ以上のおもてなしに甘えていいものか・・』ただ恐れ多いことではあるが断る理由もなかった
チョン伯爵の気兼ねに気付いたようにキム公爵が笑って言う
「私がそうしたくてあなたを無理やり付き合わせているのです。どうぞゆっくりしていって下さい」
「勿体ないことでございます」

そこへスミスが給仕係と部屋へ入ってきて素早く食卓の準備が始まった


※ 白檀の花の写真はお借りしました