クリスマス🎄の夜いかがお過ごしでしょうか😊
私はパートナーの新しい単身赴任先の新居に行って久々にクリスマス🎄を一緒に過ごしました今まで休みが合うこと自体がなかなかなかった
みなさんはどんなクリスマス🎄を過ごされていますか❓グテの二人はなにしてるのかなぁ〜
では、物語の続きです✨毎回読んで下さってありがとうございます😊
前回の物語
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【晩餐】
キム公爵とチョン伯爵の夕食はサロンと呼ばれる部屋で準備された
エジンバラの離宮でキム公爵が与えられている私室は、部屋に入ってすぐの居間、寝室が2つ、サロンが主な部屋で他にクローゼットルーム、サニタリーが付いている
王室費で居住の権利が与えられているが、管理費は公爵家が賄う
今回の様に貴族を招待するような場合はキム公爵は王室サイドになるので招待した側になる、その為全ての滞在中の自身の経費は公爵家が支払う(ただし、国王の公務に帯同した場合は控除される)
キム公爵の私室にまつわる説明はこの辺にして二人のテーブルに戻ろう
この夜に出されたメニューは国王の会食と同じコース料理
魚料理も肉料理も二人は若者らしく全て食した
「あなたもよく召し上がる人でよかった」
キム公爵は食べ方が綺麗なチョン伯爵のお皿を見ながら嬉しそうに言った
「私はエネルギーを満たしてくれる食事の時間が好きです。それにキム公爵の召し上がり方がとても美味しそうなので、余計につられてしまいました」
チョン伯爵はにこやかに話す
国王拝謁の時や池の畔で紅茶を飲んだ時の表情とは違った温和な笑顔に、キム公爵は更に彼に興味を持った
「私も食事は大事にしています。貴族社会では完食は品がないと言われるが、私は残すことの方が品がないと思っていますよ」
「私は会食を楽しめないのですが、キム公爵がおっしゃるような『裏マナー』があるのが一因です」
「うん、私達は随分価値観が似ていますね。社交界の中で同じ価値観の人間には出会えないと思っていたのでとても嬉しい」
二人はそれぞれのワイングラスを掲げてお互いに敬意を表し、ワインをクイと一口飲んだ
【古城の夜】
食事の後意気投合したキム公爵とチョン伯爵は、時間を忘れて語り合った
キム公爵もチョン伯爵もお互いが最初に受けたそれぞれの印象とは違う友好的な人柄に惹かれ合った
ただ・・・
最初に感じた印象も間違っていたわけではなく、二人の生まれ持っての宿命がそう印象づけているわけで
それはまた後のお話となる
この晩の二人の貴公子は本当に楽しそうで、食事の最中から食後のお茶まで側で見守っていた従僕のスミスも目を細めて見ていた
しばらくするとソファで寛いでいたチョン伯爵が眠そうにうつらうつらし始める
キム公爵はスミスに目配せをする
全て心得ているスミスはチョン伯爵の肩にそっと触れ
「チョン伯爵、寝室にご案内致します」と声を掛けた
チョン伯爵はスミスに促されるまま寝室までついていく
すでに意識は眠りに入っているようだった
キム公爵はその様子を笑いながら見送った
※ テーブルウェアの画像はお借りしました









