女の子用ブランドランドセルのミニサイズ加工です。
【加工前】
★★★★★★★★★★★★
加工紹介の途中ですが補足説明です。
☝幾度と紹介していますがミニランドセルの各箇所の主力パーツは主に元のご依頼ランドセルのカブセ箇所から抜き取ります。
主要パーツだけでご覧の通りビッシリで余裕がありません。
カブセ以外からでも出来るだけ元のランドセルからのパーツを使用したいのですが、ご依頼ランドセルの・・
◇劣化状態
◇ステッチなどのデザイン
◇サイズ
などの理由当工房の新しい生地を一部使用させていただく場合があります。
☟完成ミニランドセルのカブセの縁巻や、
☟背裏側の縁巻は・・
結構な生地面積が要ります。
よってご依頼ランドセルから抜き取ることは難しいことが多いです。
その場合当工房の新しい生地を使用させていただく事になります。
ご依頼ランドセルのカラーと同じか似た生地が当工房にある場合は上画像のように紺の共色で仕上げることができますが、
同じ色が無い場合は出来るだけ似た色（合う色）を選択させていただきます。
その場合は当工房の配色センスにお任せいただく事となりますのでご了承ください。
※出来るだけ全てのパーツを元のランドセルから抜き取る努力はさせていただいております。
★★★★★★★★★★★★
☝今回は縁巻用も元のランドセルから抜き取ることができました。
【完成】
【使用素材】合成皮革・ピンク
【タイプ】ベーシック(フルカバー)
【ブランド】キッズアミ
★★★★★★★★★★★★
続いてもピンクのブランドランドセルです。
【加工前】
☝生地裏側が黒色の素材。
クラリーノの別注素材によくあります。
表面を触った感じはやや硬めの感触があります。
☝背裏素材
☝背裏のパネルとスポンジ素材です。
☝スポンジを内蔵して入学用と同じ工程で製造します。
【完成】
☝中マチ中段構造（大入口とファスナー箇所との間）も、少しのぞき見えるオレンジの骨組み素材（タフテル）と生地との2重ではりあわせてから中マチとして加工しています。
ミニランドセルですので強度は必要ありませんが、出来る限り入学用と同じ工程で製作する努力はしております。
装飾金具は全て取り付けます。
※背カンと錠前はサイズの理由により取り付け不可です。
【使用素材】合成皮革・ピンク
【タイプ】ベーシック(フルカバー)
【ブランド】シャーリーテンプル
※カブセなどの縁どりテープは当工房のピンク素材使用
◆シャーリーテンプル：
1930年代のアメリカ映画を代表する大女優。
引退後は政治家、企業の重役など、いくつもの分野で顕著な功績を挙げ、6歳から85歳で亡くなるまでアメリカの名士であり続けた。
主に平和活動に努め、外交官の功労が特に認められ、正式な呼称は、生涯シャーリー・テンプル・ブラック大使。
映画俳優時代、子役での印象が強く、女の子の子供服ブランドとして愛され続けている。
★★★★★★★★★★★★
最後も女の子用ブランドランドセルです。
ブランドの中ではご依頼が多いメゾピアノのピンクです。
【完成後】
メゾピアノはここ数年よく加工していますので、
入学時期から考えると少なくとも6年前以前はかなり流行っていたんでしょうね。
ご依頼者（持ち主）は現在高校生らしく卒業からは5年程・・
入学期の購入時からは10年以上経過したランドセルです。
画像でも確認できる通り生地劣化がかなり進んでいましたが・・
ほとんどのパーツは元のランドセルから抜き取り、ギリギリ加工することができました。
※ご依頼者のご都合によっては６年以上経過したランドセル。劣化状態によっては当工房の新しい生地を一部使用させていただく可能性はあります。
出来る限り元のランドセルからすべてのパーツを抜き取る努力はしております。
《関連ブログ記事》
【使用素材】合成皮革・ピンク
【タイプ】ベーシック(フルカバー)
【ブランド】メゾピアノ
※カブセなどの縁どりテープは当工房のピンク(クラリーノFつや消し)素材使用
以上。
★これ以外、過去に製作したミニランドセルもブログ記事でたくさん紹介しています。
(以上)
★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★
------------------------------
◆工房よりお知らせ◆
------------------------------
入学用ランドセル販売中です。
★ご入学用ランドセルの生地見本郵送できます。
※生地の切れ端なのでちと不細工ではありますが、色と生地の質感をお確かめいただくには十分かと思います。
★6年間使用済みランドセルのミニサイズ加工受付中です。
☝工房のオフィシャルページへリンク(別窓)
★営業時間：09:30-17:00
12時前後～1時間程お昼休みいただきます。
★定休日：水曜日定休
水曜日が祝日の場合は木曜定休
★少人数手作りの小さなランドセル工房です。
工房には年中誰かは居ると思いますが、
ご不安な方はお電話確認されてからのご来店をお勧めいたします。
《ご来店のお客様へ補足》
工房にご来店時、呼んでも反応がない場合がたまにございますが、工房玄関(左側扉)開けて左に見本を陳列しておりますのでご自由に見学していただいてる間に誰かが対応に来ると思います。
