ランドセル選び|色について・傷について|入学用ランドセル販売中| | シンプルな牛革ランドセルを東大阪で作っています。

シンプルな牛革ランドセルを東大阪で作っています。

丈夫でレトロな型の本革ランドセル手作り工房です。
6年間保証-低価格で販売。
半かぶせタイプも人気あります|便利な持ち手付

☎TEL06(6727)5947

一昔前ならランドセルの色と言えば『黒・』でしたが、最近は様々です。

 

ピンクやローズ系、紺や茶系などはあたりまえでネイビーやキャメルやカーマイン?他にはいろんな色のパステル系など…こちらでも聞いただけではパッと浮かびにくいカラーなどもあります。

当工房は牛革のみなら5色ですが、ご来店されたお客様の選び方は大きく分けて3種類。

◇親子で相談して決める。

◇お子様の主張に任せる。

◆完全に親が決めて子供の意見は聞かない。

という◆親御様も少数ですがおられます。

個人的には6歳ですので、親に委ねるが大正解だと思いますが・・考えが古いと言われそうなので・・。

まあどんな色を選んでも形は同じランドセルですし自分の意見をしっかり持って曲げないということも時には大事だとも思いますのでそこら辺は黙って静観です。

ただ、こちらも一応専門家ですのでアドバイスというよりも私個人の見解から、ランドセルは6年間持つ物、購入したままの形をずっと保つのは不可能。

持ち方にもよりますが、擦れたり傷がついてしまったり、多少型崩れも起こすかもしれません。

そんなランドセルを実際背負って登下校しているお子様を頻繁に見るというか、職業柄ついつい自然に目が行きます。

そうすると濃い目のカラーのランドセルは古くなってもそれなりに味が出ていて何か上級生の風格すら感じられますが、一方薄めのカラーのランドセルはただボロボロになっているだけでどことなく貧相に見えてしまいます。

 

これは当工房というかあくまで私の見解であって、製造者やすべての見る人によっても意見が分かれるかもしれませんのでその点はご理解ください。

 

☟画像は天然皮革の赤と合成皮革のチェリーレッド(明るい赤)です。

光の加減もありますが☝牛革の方が濃い目の赤です。

天然牛革は別注で染めてもらっていますので当工房では濃い目に染めてもらっています。

逆に言うと、色の出し方は染色職人の感覚によりますので、わずかな色の明暗や表面の艶の出方に毎年若干誤差は出ます。 

合皮は言わば既製品ですので明暗や艶の指定は出来ず、毎年同じです。

昔はもう一段階濃い目の赤があったのですが、明るめの色が人気ということで、廃盤になり今採用しているのは☝画像のチェリーレッドです。

他メーカーではカーマインレッドなどと表記されていると思いますが、当工房ではチェリーレッドと表記しています。

要するに明るめの赤ということです。

 

重複しますが天然皮革はそれよりも濃い深めの赤に染めてもらっています。

理由も重複するかもしれませんが、高級感のある天然素材をより深く高級に見せたいためです。

明るい色(各色のパステルカラー)を選ばれる場合、ランドセルの扱い方や生地の厚みにもよりますが、上級生になった折、カブセなどが湾曲になったり、あるいはベコベコッとなってしまった時、濃い目の色はまだごまかしがききますが、パステルカラーはよりベコベコに見えてしまうという事を補足説明とさせていただきます。

当工房の牛革ピンクと紺(ネイビー系)です。

パステル系ではなくそれぞれ濃い目に染めてもらってます。

 

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◆ランドセルの選び方【傷について】

『傷がつきにくいのはどれですか?』と工房にいらっしゃったお客様によく聞かれます。

そんな時は念の為、素材の説明からするのですが、当工房で扱っている素材は牛革と合成皮革の2種類です。

 牛革はスムース調ガラス張り仕立てという染め方で、簡単に説明するならば、天然革は牛の血管や毛穴や傷などがある為、まず手作業でサンドペーパーをかけ表面の凸凹を平らにします。

この作業が一番の手間ですが、仕上がりが違ってくるようです。

それでも天然物ですので完全に真平にならないのも天然物の値打ちです。

それからウレタン樹脂を含んだ染料で染色。

撥水性を高めるためのトップコートという表面加工を施して仕上げます。

要するに生地自体を強くし、水分を一切通さない撥水加工も兼ねた染め方です。

よって革を薄く漉き(すき)軽量化しても、丈夫に強度を保つ事ができますがスムース牛革の表面はやや硬く仕上がります。

 

合成皮革素材は製品(ランドセル)を加工-縫製しやすいようにソフトな表面となっています。

ここの部分のみを考えると合成皮革の方が傷がつきにくいように思いますが、実際登下校されているお子様を拝見したり、実際購入していただいたリピーター様のお話を伺うと、工房的には両方同じように思います。

結論、これが結局言いたいのですが、どんなものでも傷はつきます。

傷は壊れるということではなく、言わばついた傷の一つ一つは6年間の勲章であり思い出そのものです。

包み隠さずぶっちゃけて言いますと、ここまで説明しても尚、「やっぱり傷が気になる」とおっしゃる方の為に合皮のランドセルも用意しているという程度です。

ランドセルに付いている金具類もそうですが、深く傷が入るとそこから錆びてくるということは日本中のどのメーカーの製品でも共通です。

もしその錆が原因で金具が壊れた場合(そんなことはほとんどありませんが)でも6年間保証があります(当工房は金具の修理は全部無料)

補足するのであれば、特に横マチの型崩れの面から考えると天然牛革はとても丈夫です。

実際購入していただいたお子さんはほとんど崩れたり、壊れることなく6年間持って行ってくれてますし全壊して修理不能になった事は創業以来1度もございません。

【関連記事】ランドセル用スムース牛革|牛革ランドセルは重い??スムース牛革軽さの秘密|

 

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★定休日:水曜日定休

水曜日が祝日の場合は木曜定休

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工房には年中誰かは居ると思いますが、

ご不安な方はお電話確認されてからのご来店をお勧めいたします。

《ご来店のお客様へ補足》

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