パターン⓶はお野菜テストです。
ボクは本当に不思議ですが、
男が野菜を9つ言いなさいと急に言われたら戸惑いを覚えるでしょう。
ボクはへっちゃらですが。毎日作っていますから。
でも家の母親でさえ、9つ言えたことがありませんでした。
ナス、カボチャ、きゅうり、ミョウガ、しょうが、
だんだんボクのマニアックさが出てきます――
ホウレン草、小松菜、ここから先はイオンの野菜売り場の順に
もやし、キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、にんにく、
もうそろそろいいですか。
まだ続けます。
お肉――って違うでしょう。
まあこれは冗談として、野菜の名前を挙げる試験です。
次に時間をおいてー―やや記憶力を確かめるテスト。
ゴルフ、野球、サッカーなどの絵を見せて、さらに
バスケットボール、バレーボール、卓球、ハンドボール・・・
実際にはこんなに多く言いません
これから時間をおいて、
あるいは注意をそらして
文房具を5個あげてください。と言って注意ををそらして、
文具 ボールペン、ノート、消しゴム、万年筆、マーカー
はい、先ほど見ていただいた絵を覚えているだけ答えてください。
文房具をへとへとになりながら思い出してようやく答えたのに、
医師の関心はすでにそこにはなく、さっき見た絵を思い出して答えなさい。
こう言われると、やっと5個答えた満足は彼方に消え、
脳に鞭打って絵を思い出す。
えーっと野球、ゴルフ、バスケットーーボクならこんな感じでしょうか。
たいてい2-3個思い出すだけで精一杯です。
これはもう老人虐待ともいえますよ。優しい顔した先生医師も。