沖縄市議会へ | 一般社団法人(非営利)琉球わんにゃんゆいまーる

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沖縄県内3つの動物愛護団体で構成されています
・わんにゃんサポート沖縄
・TSUNAGU OKINAWA
・Smile Paws

みなさまコンバンハ


11月に沖縄市議会へ出した「飼い主のいない猫の不妊手術に関する請願書」は継続審議となっていました。


が、その後今月2月議会の委員会へ参考人として出席要請がありましたので、11日にお話に行ってきます。




こちらの請願書は紹介議員さんは各会派から代表して8名+1名の合計9名の市議にご協力頂き、そして、沖縄市の37区(全区)の区長さんと連盟で提出しております。

猫が好きな人も嫌いな人も
この猫が増え続けることは
良い状況ではないと思っています。
 
市民の声が届く事を願います。




●提出している請願内容↓

飼い主のいない猫(野良猫)の不妊手術に関する請願

要旨:飼い主のいない猫(野良猫)の不妊手術への協力を要請します。
具体的には、(公財)どうぶつ基金への「さくらねこ無料不妊手術事業」への
沖縄市からの申し込み申請を強く要請致します。

(理由・背景)

貴市の様々な地域域において、飼い主のいない猫(野良猫)の増加により糞尿被害等が非常に問題視されています。

同じ地域の中でも、猫を好きな方、糞尿被害に困っている方両者の間で住民間のトラブルになっているのが現状です。

また先日、貴市でも新聞に掲載された虐待事件が多発しております。

現在、動物愛護管理センターでは、猫の収容を制限しており、駆除目的での引き取りは原則行っておりません。理由は以下の通りです。

平成24年に動物愛護法が改正され、終生飼養の趣旨に照らして相当の理由がない場合に所有者からの引取りが拒否できる規定が設けられました
(拾得者等の場合は引取り拒否できる規定はない。)

そして飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)については、同法の附帯決議において、駆除目的に捕獲された飼い主のいない猫の引取りは原則として認められないが、やむを得ず引き取る際には引取り後に譲渡の機会が得られるよう最大限努めるよう各地方自治体を指導することとの決議が盛り込まれました。

結果として、ご承知のとおり公園や飲食街で野良猫が爆発的に増え、春にもなるとあちらでもこちらでも子猫の声があふれる事態が生じています。

もちろん私たちは、猫の殺処分を望みませんが、猫の引き起こす環境問題に悩んでいらっしゃる住民の皆様の切実な悩みにも真摯に耳を傾けたいと考えています。

沖縄県は温暖な気候のせいで繁殖にきわめて適しており、年に三回も四回も子猫を産むため、公園や漁港等さまざまな場所で猫の数が増え続けています。

ではこれらの苦情を減らす為にどのような方法があるのでしょうか?

私たちは、所有者不明の猫(野良猫)を増やさないために、不妊去勢手術を施す事が今現在考えられる一番良い方法であると考えています。
具体的には所有者不明の猫(野良猫)を捕獲(T=trap)して不妊手術を施し(N=NuterR)、元の場所に戻す(Return)活動、通称 TNR活動であり、野良猫の繁殖制限対策として全国に広まっています。

貴市では、コザ運動公園、沖縄県総合運動公園、また自治会との協働において センター自治会、現在も一ヶ所自治会と協働にて行っております。

実施した地域の住民の方からは多くの感謝の声が寄せられています。
ですが、貴市における飼い主のいない猫(野良猫)の頭数はあまりに多く私達だけの努力では限界があります。

そのため、私たちはこれまで再三に渡り沖縄市環境課にTNRの協力(チケット申請の要請)を訴えて参りましたが、一向にご協力頂けず各地域の住民も大変困っております。

ご協力頂けない回答においては、「飼い猫が混ざって誤って不妊手術をしたら大変だから」というお答えを頂いております。

が、しかし沖縄県内において他市町村では同じリスクを抱えながらも、TNRに取り組んでいる市町村が多とあります。


今回、既にTNR活動に取り組んでいる他市町村に以下の質問を致しましたのでご報告申し上げます。

①今までにTNRを行った飼い主のいない猫(野良猫)の累計頭数

②飼い猫を誤って不妊手術したと問い合わせがあったか?

●那覇市 
①平成26年度からの累計頭数 700頭以上
②0件

●うるま市
①平成29年度からの累計頭数 253頭
②0件

●北谷町
①平成29年度からの累計頭数 171頭
②0件

●南城市
①平成29年度からの累計頭数 215頭
②0件

●浦添市
①平成29年度からの累計頭数31頭
②0件

●八重瀬町
①平成29年度からの累計頭数 40頭
②0件

●糸満市
①平成30年度の累計頭数 40頭
②0件

回答頂いた市町村になぜ0件なのかをお伺いしたところ、各自治会さんと協働にて周知徹底した広報を行っているからだとお答えを頂きました。

以上他市町村で1450頭の不妊手術を行い誤って飼い猫が混ざった等の問い合わせは0件です。
「広報の徹底」や「首輪を装着している猫」は不妊手術の対象から外す。

等によりほとんど苦情が寄せられない事をご理解頂けると思います。

TNRの実施は、住民サービスを向上させ、子供たちの動物愛護の精神を育むのにも大変適した取り組みではないでしょうか?

私たちの活動に各段のご協力、ご配慮を頂けますようよろしくお願い申し上げます。

以下賛同頂いた市内37区の自治会と連盟にて請願いたします。

(順不同)
※区長のお名前は個人情報の為、伏せさせて頂きます。

センター自治会 会長 
海邦町自治会 会長 
南桃原自治会 会長 
泡瀬第一自治会 会長 
泡瀬第二自治会 会長 
古謝自治会 会長 
住吉自治会 会長 
越来自治会 会長 
八重島自治会 会長 
嘉間良自治会 会長 
高原自治会 会長 
胡屋自治会 会長 
大里自治会 会長 
室川自治会 会長 
吉原自治会 会長 
明道自治会 会長 
宮里自治会 会長 
安慶田自治会 会長 
山里自治会 会長 
東桃原自治会 会長 
泡瀬第三自治会 会長 
泡瀬自治会 会長 
松本自治会 会長 
与儀自治会 会長 
登川自治会 会長 
比屋根自治会 会長 
東自治会 会長 
山内自治会 会長 
園田自治会 会長 
中の町自治会 会長 
池原自治会 会長 
城前自治会 会長 
美里自治会 会長 
照屋自治会 会長 
久保田自治会 会長 
知花自治会 会長 
諸見里自治会 会長