終戦のローレライ2 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

土曜日。

来月は土曜日休めません。


行事がたくさん。


不景気の中、仕事があるだけでも感謝と思いつつ、今日は休もう。


今日は続きの一冊。

終戦のローレライ〈2〉 (講談社文庫)/福井 晴敏
¥730
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全4巻のうちの第2巻。


第1巻はプロローグ的な物語でした。


特殊兵器「ローレライ」とは何か?という疑問が読者の主な関心でした。


第2巻では特殊兵器の正体が分かります。人を介したレーダーシステム。


奇想天外のアイディアには驚かされるばかりですが、物語はごくごく自然に進みます。あたかも本当にそういうシステムがあるような錯覚を覚えます。


細かい点の描写や背景がそうさせるのです。また、登場人物たちの会話も、リアリティがあります。


ローレライシステムの中心にあるのが、パウラというドイツ人の若い女性。


しかし、本書ではここから特殊兵器自体ではなく「戦争の終わらせ方」を問いかけることになります。


「あるべき終戦の形」


そのために、特殊兵器ローレライが使われることになります。


しかし、このあるべき姿は、人それぞれ考え方が異なります。


あるべき終戦の形を模索しながら、物語は進みます。


龍.