まだまだ休み中。
仕事のやり方、忘れないかな。
少し不安になりつつありますが、昨日に引き続き・・・
●蒼穹の昴2 浅田次郎 講談社文庫
第二巻。
主人公の春児は、命を長らえる代わりに宦官となるべく修行の日々。一方の文秀は科挙をトップの成績でパスし、エリート官吏の道へ。
二人を取り巻く環境は、この時点でも決定的にことなります。
清王朝末期、その時代に権力の座に君臨していたのは、西太后。
彼女は、歴史上その政治力と権力欲の強さで有名な人物ですが、この本では趣がややちがいます。
醜い権力欲は、時代の流れを冷静に見ている結果、自分が清朝の最期を見届けなければという使命感からくるものだということ。
真実はどうかはわかりませんが、彼女にそういった感情があったとしても不思議はないような気がします。
それにしても、この小説に登場してくる人々の個性豊かさは、読者の心に強い印象を残します。
とりわけ私が好きなのは、李連英。宦官のトップである彼(?)は人間の欲をストレートに行動にあらわす人。
ある意味、こういう生き方もあり。
龍