今日もお休み。
日がな一日ボーとしています。
充電中?いやいや放電中の一冊。
●蒼穹の昴3 浅田次郎 講談社文庫
物語もいよいよ佳境。
幼なじみが、それぞれに長い年月を経た後、紫禁城で再会するという、とても刺激的な部分です。
自分の主義主張は、どのように形成されるのか?
完全に自分自身の意志だけではないような気がしてきます。日常的に「流される」ということとは若干違いますが、周りの環境や時代により意志も影響を受けると思います。
その影響を受けた主義主張が、時代の流れに則したものであれば、その人は成功するし、そうでなければ時代から排除されるのかも?
そういう意味では、宗教は大切な存在です。すべての決定権があるのですから。
本書では、「天」という言葉で説明されています。
歴史小説では、読者はある程度時代の流れを知っているため、結末が読めるのにもかかわらず、主人公たちは悲劇的な選択をしていきます。
そこに小さな人間の行動のあわれさが強調され、感動を生むのでしょう。
龍