今日、帰国します。
まだ休みたい・・・
でも仕事溜まっているだろうな。
●蒼穹の昴4 浅田次郎 講談社文庫
シリーズ完結作。
清朝末期の歴史は、未来に対する「夢と理想」。列強に植民地化されていく「残酷な現実」の対比で語られます。
最終回の本作品では、やはり悲劇的な結末が待っています。
時代の流れに逆らうものと流れに身を任せるもの、どちらも必死に生きているのだ。
この作品を読み終えて感じることは、「自分の天命とはなにか」ということ。たぶんこの世に生まれてくるからには、何らかの役割が与えられているはず。
国家や世界という広い範囲の中で、自分の役割を見出すことは、至難の業でもあります。
でも、本作品では主人公格がすべて死ないので、ちょっと救われた気も。悲劇性を強調するには、「死」が最も簡単です。しかし、著者があえてそうしなかったのはどこかに意図があるのかも。
中国、久しぶりに行ってみたくなる小説でした。
龍