ヒトラーの偽札 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

休みに入りました。
でも、策にすることがなく手持無沙汰。

ブログでも・・・ということで、本日の書籍。
ちょっと前に読んだ本です。話題の本にもなっていました。

●ヒトラーの偽札 アドルフ・ブルガー 朝日新聞社

映画にもなったノンフィクションの本です。前半部分は、特にアウシュビッツ収容所などの様子も描かれており、「悲惨」の一言に尽きます。読んでいるうちに、自分がそこにいるような錯覚にとらわれ、逃げ出したい気持ちになります。

後半部分は、偽札の作成状況が詳細に描かれ、「ナチスは本気で偽札をつくっていたんだ」と納得させられます。

戦争は、本当に何でもありの世界になってしまうのだ。・・・と実感。

人間は戦争状態の中では、狂気の沙汰が当たり前にできるようです。人間の本質は「悪」なのか?と考えさせられる一冊。