港区ではベンツがカローラの6倍売れている | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

のんびりした日曜日。

そろそろ北海道では秋の気配も・・・

今日の一冊。

●港区ではベンツがカローラの6倍売れている 清水草一 扶桑社新書

さまざまなデータをもとに日本の格差社会の実態を描こうとしている本。

お金持ちと貧乏人という対立軸から、日本の現状を捉え、それに対する著者の考えが述べられています。

内容自体は、とても面白い。

本当のお金持ちは、こんな生活をしているのだ、と改めて感心してしまった。

それに対して貧乏人はというと・・・それほど悲惨でもないような印象を受けます。今の日本、貧乏といえども餓死する人はそうそういないし、相応の生活ができるということなのか・・・

章ごとに格差の実態を書いていますが、印象に残ったのは

ベンツ格差
豪邸格差
カード格差
フーゾク嬢格差

特にカード格差にはびっくり。アメックスのブラックカード。何でも買えるカード。でも、その上にチタンカードというものがあるみたいです。限定のさらに限定ということで、超優良顧客の囲い込み戦略は限りなく続くのでしょう。

本書では、最初から最後まで事例の紹介で、著者のメッセージは最後の最後で少しだけ述べられています。メッセージ性が少ないといえば少ないような・・・

お金持ちと貧乏人の実態を知れば知るほど、幸せは自分の心次第というところに落ち着くような気がします。