株式分割とその後 | 123nomikataのブログ

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西暦2004年2月から証券投資を開始。幾多の相場の荒波を乗り越えて得られた株式投資の極意を皆様にお届け。

東証株価指数は前日比ほぼ変わらずの2526.93でした。

 

東証REIT指数は前日比ほぼ変わらずの1803.30でした。

 

金の小売価格は前日比変わらず金1g=1万643円でした。

 

 

GMO証券口座の評価額は前日比ほぼ変わらずでした。

半分が上がり半分が下がりました。TOBのグローセルは大幅高。

 

 

野村證券B口座の評価額は前日比+15万円ほど増加しました。

住石HDと任天堂の上昇が特に目立ちました。

 

 

SBI証券口座の評価額は前日比+25万円ほど増加しました。

大半が値下がりし、ツルハが大幅安。東映アニメが大幅高。

 

 

今日は[7751]キヤノンが自社株買いの実施を発表しました。

総額1000億円、期間は2月1日から来年1月31日まで。

 

 

前置きここまで。

 

本題に入ります。

 

今日の株ログのテーマは「株式分割と株価の関係」です。

それではまず結論から申し上げます。

 

「株式分割は天井の合図。買いたい人は分割後に買おう」

 

説明文を始めます。

大昔ならば、「株式分割」と発表されれば翌日の株価は

たいていストップ高、という印象が強かったのですが、

ここ3年か5年くらいで状況が変わってきたイメージです。

 

「株式分割」と発表されれば株価には基本マイナスです。

 

真の理由は不明ですが、多分機関投資家が売るからでしょう。

何百億円とか何千億円とか、それ以上の資金を使うことのできる

機関投資家にとっては、30万円も300万円も変わりません。

 

しかし個人投資家にとっては、300万円の株を買うよりも

30万円の株を10種類買うほうが銘柄が分散されて、

予算的にも買いやすいはずです。

優待も10倍です。

 

でも個人が買った株は、機関は買いません。

 

彼らは個人投資家に損をさせることで儲けています。

個人に利益を与える機関投資家は存在しません。

個人投資家の利益=機関投資家の損失、だからです。

 

よって自然と機関投資家は個人投資家が手を出さない銘柄、

例えば一単元が100万円を大きく超える銘柄を買います。

半導体関連などの値がさ株が、適正なPERを無視して

ずっと上がり続けるのは、そのためです。

 

しかし株式分割によって単元が安くなってしまうと、

その株は個人投資家が買える銘柄になってしまいます。

 

個人が買う銘柄を、機関は買い上がったりしません。

 

というわけで、株式分割を発表した銘柄は機関が買わず、

下がる一方になります。

 

ただ、分割された後の株式であっても、長い目で見れば

じわじわと株価は上がりますので、売る必要は無いでしょう。

 

逆に、欲しかった値がさ株が株式分割を発表した場合、

すぐに飛びつかず、分割されるまで待ってから買いましょう。

 

 

本日の株ログはここまでとします。

 

END