東証株価指数は前日比ほぼ変わらずの2526.93でした。
東証REIT指数は前日比ほぼ変わらずの1803.30でした。
金の小売価格は前日比変わらず金1g=1万643円でした。
GMO証券口座の評価額は前日比ほぼ変わらずでした。
半分が上がり半分が下がりました。TOBのグローセルは大幅高。
野村證券B口座の評価額は前日比+15万円ほど増加しました。
住石HDと任天堂の上昇が特に目立ちました。
SBI証券口座の評価額は前日比+25万円ほど増加しました。
大半が値下がりし、ツルハが大幅安。東映アニメが大幅高。
今日は[7751]キヤノンが自社株買いの実施を発表しました。
総額1000億円、期間は2月1日から来年1月31日まで。
前置きここまで。
本題に入ります。
今日の株ログのテーマは「株式分割と株価の関係」です。
それではまず結論から申し上げます。
「株式分割は天井の合図。買いたい人は分割後に買おう」
説明文を始めます。
大昔ならば、「株式分割」と発表されれば翌日の株価は
たいていストップ高、という印象が強かったのですが、
ここ3年か5年くらいで状況が変わってきたイメージです。
「株式分割」と発表されれば株価には基本マイナスです。
真の理由は不明ですが、多分機関投資家が売るからでしょう。
何百億円とか何千億円とか、それ以上の資金を使うことのできる
機関投資家にとっては、30万円も300万円も変わりません。
しかし個人投資家にとっては、300万円の株を買うよりも
30万円の株を10種類買うほうが銘柄が分散されて、
予算的にも買いやすいはずです。
優待も10倍です。
でも個人が買った株は、機関は買いません。
彼らは個人投資家に損をさせることで儲けています。
個人に利益を与える機関投資家は存在しません。
個人投資家の利益=機関投資家の損失、だからです。
よって自然と機関投資家は個人投資家が手を出さない銘柄、
例えば一単元が100万円を大きく超える銘柄を買います。
半導体関連などの値がさ株が、適正なPERを無視して
ずっと上がり続けるのは、そのためです。
しかし株式分割によって単元が安くなってしまうと、
その株は個人投資家が買える銘柄になってしまいます。
個人が買う銘柄を、機関は買い上がったりしません。
というわけで、株式分割を発表した銘柄は機関が買わず、
下がる一方になります。
ただ、分割された後の株式であっても、長い目で見れば
じわじわと株価は上がりますので、売る必要は無いでしょう。
逆に、欲しかった値がさ株が株式分割を発表した場合、
すぐに飛びつかず、分割されるまで待ってから買いましょう。
本日の株ログはここまでとします。
END