東証株価指数は+31.83大暴騰し2529.48でした。
東証REIT指数は前日比ほぼ変わらずの1807.46でした。
金の小売価格は+29円上昇して金1g=1万646円でした。
GMO証券口座の評価額は前日比+1.70%増加しました。
ほとんどの銘柄が大幅に上昇しました。
野村證券B口座の評価額は前日比+35万円ほど増加しました。
大半の銘柄が上昇。住石HDとソシオネクストは大幅に下落。
SBI証券口座の評価額は前日比+37万円ほど増加しました。
ほとんどの銘柄が大幅に上昇。さくらネットは大幅下落。
前置きここまで。
本題に入ります。
今日の株ログのテーマは「TOB銘柄の裏技」です。
それではまず結論から申し上げます。
「TOBやMBOされた銘柄であっても、割安ならば買おう」
説明文を始めます。
まずは2022年4月22日の株ログをお読みください。
タイトルは「東洋建設」です。
ここでは、文章の最後のほうにこのように書いています。
>昔は、TOB(株式公開買い付け)が発表されたら、
>個人投資家はその価格近辺で市場でさっさと売却するのが
>一般的な戦法だったのですが、最近はTOB合戦に
>発展することが多くなったので、最後まで保有するのが
>賢い戦法になりつつあります。
それから2年ほど経ちましたが、この時の一二三の指摘は
正しかったことが証明されました。
それが[9995]グローセルです。
この会社に対しては[3132]マクニカHDが一株645円で
TOB(株式公開買い付け)を実施していたのですが、
その価格が引き上げられて一株750円でのTOBとなりました。
グローセルのBPSが900円くらいなので、これでもまだ
ずいぶんと割安な水準です。
もしかするとTOB価格の再引き上げがあるかもしれません。
しかし、あるかないか分からない「TOB価格の引き上げ」を
個人投資家が事前に判別するのは困難です。
そういう時に役に立つのが「物言う株主」の動向。
分かりやすいのが「村上ファンド」です。
他にもあるでしょうが、彼ら物言う株主が株式を買い集めた、
という情報が流れて来たら大抵はTOB価格の変更があります。
ちなみにこの場合の価格引き上げは、その企業の株の
適正水準であるBPS(=一株当たり純資産)の価格までです。
分かりやすく言うと、PBRが1倍以下であれば買い、
1倍を超えていれば買うのを見送れば良い、ということです。
最近は毎週のようにTOBやMBOの発表がありますので、
その買い付け価格がBPSと比べて高いか安いかを調べることで
将来の予測が可能となり、大きく儲けることも可能でしょう。
本日の株ログはここまでとします。
END