グローセルTOB | 123nomikataのブログ

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西暦2004年2月から証券投資を開始。幾多の相場の荒波を乗り越えて得られた株式投資の極意を皆様にお届け。

東証株価指数は+31.83大暴騰し2529.48でした。

 

東証REIT指数は前日比ほぼ変わらずの1807.46でした。

 

金の小売価格は+29円上昇して金1g=1万646円でした。

 

 

GMO証券口座の評価額は前日比+1.70%増加しました。

ほとんどの銘柄が大幅に上昇しました。

 

 

野村證券B口座の評価額は前日比+35万円ほど増加しました。

大半の銘柄が上昇。住石HDとソシオネクストは大幅に下落。

 

 

SBI証券口座の評価額は前日比+37万円ほど増加しました。

ほとんどの銘柄が大幅に上昇。さくらネットは大幅下落。

 

 

前置きここまで。

 

本題に入ります。

 

今日の株ログのテーマは「TOB銘柄の裏技」です。

それではまず結論から申し上げます。

 

「TOBやMBOされた銘柄であっても、割安ならば買おう」

 

説明文を始めます。

まずは2022年4月22日の株ログをお読みください。

タイトルは「東洋建設」です。

 

ここでは、文章の最後のほうにこのように書いています。

 

>昔は、TOB(株式公開買い付け)が発表されたら、

>個人投資家はその価格近辺で市場でさっさと売却するのが

>一般的な戦法だったのですが、最近はTOB合戦に

>発展することが多くなったので、最後まで保有するのが

>賢い戦法になりつつあります。

 

それから2年ほど経ちましたが、この時の一二三の指摘は

正しかったことが証明されました。

 

それが[9995]グローセルです。

 

この会社に対しては[3132]マクニカHDが一株645円で

TOB(株式公開買い付け)を実施していたのですが、

その価格が引き上げられて一株750円でのTOBとなりました。

 

グローセルのBPSが900円くらいなので、これでもまだ

ずいぶんと割安な水準です。

もしかするとTOB価格の再引き上げがあるかもしれません。

 

しかし、あるかないか分からない「TOB価格の引き上げ」を

個人投資家が事前に判別するのは困難です。

 

そういう時に役に立つのが「物言う株主」の動向。

分かりやすいのが「村上ファンド」です。

他にもあるでしょうが、彼ら物言う株主が株式を買い集めた、

という情報が流れて来たら大抵はTOB価格の変更があります。

 

ちなみにこの場合の価格引き上げは、その企業の株の

適正水準であるBPS(=一株当たり純資産)の価格までです。

 

分かりやすく言うと、PBRが1倍以下であれば買い、

1倍を超えていれば買うのを見送れば良い、ということです。

 

最近は毎週のようにTOBやMBOの発表がありますので、

その買い付け価格がBPSと比べて高いか安いかを調べることで

将来の予測が可能となり、大きく儲けることも可能でしょう。

 

 

本日の株ログはここまでとします。

 

END