「勉強しなさい」と言ってもやらないし、
手伝いでもしてもらおうかとか
何かさせなければと
こちらから色々はたらきかけても、
まったく聞く耳持たず。
何をするでもなく、一日が過ぎていき、
唯一しているのが、オンラインゲーム？
そんな子どもを毎日見ていると、
「勉強しなさい！」
「何してるの⁉︎」
「しっかりしてよ」
とつい、小言のひとつも言いたくなりますね。
でも、このヤル気のない状態、
子どもにとって何かしらの理由があるのかもしれません。
例えば、
以前に自己肯定感を低くしてしまうほどの出来事があった場合。
何をしても、またどうせ失敗する。そう決めつけて、失敗がこわくて何も手をつける気になれないのかもしれません。
こんな時に、「しっかり！」なんて言葉がけは、ちょっと避けたいですね。
では、こんな時私たち親はどうしたらいいでしょう。
ここでも何度かお話しているかと思いますが…
まずは、そのままを認めましょう。
子どもの気持ちに共感すること。
辛い思いをしたんだね、
嫌になっちゃったんだね、
今は、やりたくないんだねと。
大人だって、人生をリセットしたくなる時があります。
なぜ？どうして？と自分のことなのに、どうしたらいいかわからなくなる時があります。
どうにかしたいけど、どうすることもできなくて。
子どもならなおさら、自分で自分がわからない…
そんな気持ちを誰かにわかってもらえると、
人は癒され、
いつしか一歩、前へ踏み出せるようになるものなのですね。
他には、
栄養的な問題もあるかもしれません。
栄養に過不足があると、心にも影響を与えます。
おやつに甘いものやスナック菓子、ジュースなど食べ放題にしていませんか？
3度の食事は、栄養がバランスよく摂れているでしょうか？
心と体のバランスは大切です。
生活習慣で言えば、
睡眠時間も確保したいところですが、
難しいですか。
多感な思春期は、ちょっとしたことで気分が上がったり下がったり。
本人にも、どうにもならない時もあります。
ママひとりではどうにもならなければ、
専門家の助けを借りるのも手です。
子どもの様子を見ていると、
ずっとこのまま自立できずにいたらどうしよう…と不安になるかもしれませんが、
ママの不安は、子どもにも伝わります。
かえって子どもを不安定にさせてしまうかもしれません。
今は、心のエネルギーを補給する時期、と捉えて。
目に見える子どもの態度だけではわからない、
その子なりの「ヤル気」のない理由に寄り添って、乗り越えていきましょう。
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