LGの甲状腺乳頭がん〜ポジティブ闘病記！ -2ページ目

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02Dec
- 穿刺吸引細胞診（2回目）
  ■2018年11月21日今回、さやま総合クリニックのグループである「石心会病院」で穿刺休院細胞診を受けました。実は事前にこの病院や先生について調べたのですが、内科での主治医になる先生は甲状腺の内科専門医で、病院のHPに載っている先生のプロフィールには得意な手技として「甲状腺超音波検査」とありましたので、良い先生にあたったなと思いました♪しかもこの石心会病院、最近場所を移して新しく立て直したので、とーってもキレイでした。さて、2回目の穿刺休院細胞診ですが、なぜか前回より緊張。医大では首の左側から針を刺しましたが、今回は右側から。刺す場所のせいか分かりませんが、前回よりちょっと痛め。でも少しですし、本当に大したことありません。（石灰化した部分に刺す場合はちょっとグリグリされるらしく、痛いみたいですね）そういえば、私は右の甲状腺に腫瘍（縦37mm×横27mm×奥行25.6mm）があるのですが、左の甲状腺の下の方にも10mm四方の腫瘍があると医大の検査で分かっています。が、左のほうは奥（下の方）にあるので、針が刺しづらく、穿刺吸引細胞診は右側だけ行なっています。針を抜いた後は消毒をして止血をするために先生が首を圧迫してくれるのですが、右の腫瘍は首の中央に近いので実は結構苦しかったり。笑また絆創膏を貼って、今回は終わったらすぐ帰ってOK！ほんと医大くらいじゃないかな〜入院しなきゃいけないのは。結果は再来週。今回びっくりしたのは、お会計。医大でエコーを取った時は7千円くらいで、穿刺吸引細胞診は入院費込みで27,640円くらいだったので、今回は1万円くらいするかなぁと思っていましたが、なんと1,720円なんだこの安さ！びっくりしましたが、本当にありがたや〜
- さやま総合クリニック初診
  ■2018年11月10日医大から紹介されて埼玉県狭山市にある「さやま総合クリニック」にきました。この病院は石心会病院という同じく狭山市にある大きい病院のグループで、外来はクリニックで、検査や治療、入院は石心会病院の方で行なっているようです。医大から紹介されたのはクリニックの「乳腺・内分泌外科」だったのですが、予約時に「甲状腺の診断でしたらまずは内分泌内科から受診をお願いします」と言われて内科にきました。担当の先生は甲状腺や副甲状腺の専門医とのことですので、それはそれで良いかと思いました。この日は触診と問診のみで、「医大でもやっていますが、こちらの病院でも穿刺吸引細胞診をやっておきましょう」と言われ、その日程を決めて終了でした。ほんと、医大に言った意味が全くなくなりました
- 埼玉医大穿刺吸引細胞診の結果
  ■2018年10月30日埼玉医大に前回検査入院で受けた穿刺吸引細胞診の結果を聞きに行きました。結果、「クラス3」ようは、良性と悪性の区別がつかないとのことでした。ネットでの調べによると、細胞診のクラス3は良性の「腺腫様甲状腺腫」か「濾胞腺腫」、悪性の「濾胞癌」の疑いがあるとのこと。この3つは細胞の顔が非常に似ているため、細胞診では判定がしずらく、手術して腫瘍を摘出し、それを病理解剖しないと種類が鑑別できないそうです。もし悪性の可能性があるとしても、甲状腺癌の95％ほどを占める乳頭癌かと思っていたので、ちょっとビックリしました。先生：「手術となったら、今医大には専門の先生がいないので、他の病院を紹介します。狭山市にあるさやま総合クリニックと東京にある有名な伊藤病院のどちらがいいですか？」私：「自宅から近い方がいいので、さやま総合クリニックでお願いします」先生：「さやま総合クリニックは石心会病院のグループですが、先生はいつもとても丁寧なご連絡をくれますし、専門の外科の先生がいるので良いと思いますよ」東京というか、関東といえば表参道にある「伊藤病院」が超有名です。もちろん私も甲状腺癌について調べてすぐに伊藤病院の存在を知りましたが、通院が面倒なのと、全国から患者が来る人気病院だからこそ、手術が半年先とか、検査とかの流れが機械的だった、ということを言っている方がいたので、私は通院しやすい病院にしようと思いました。後日、実際に表参道を歩いていて、「あ、こんなところに伊藤病院あったんだ」と病院の前を歩きましたが、女性が次々と病院に入っていく姿を見かけました。この人たちも甲状腺の病気なんだなぁと勝手に親近感を覚えたり。笑それにしても、外科の専門の先生がいないのだったら初めから他の病院を紹介して欲しかったよ、クリニックの院長先生・・・さやま総合クリニックは完全予約制なので、医大を出たその足で予約を入れました。
- 検査入院 2日目
  朝は6時に館内放送で起床。顔を洗い歯を磨いて、7時に朝食でした。ちなみに、病室の他の方は皆さん高齢でやはり糖尿病なのか、定期的に血糖値を測っていたようです。みなさん静かな方だったので、病室も快適に過ごせました。朝食は7時頃。やはり薄味ですが、味はなかなかでした。やはりご飯は重要ですよね。8時過ぎに先生が穿刺した場所の確認に来て問題なしだったので退院許可がおりました。その後薬剤師の方がまたきてさらに問診。9時半に会計処理ができたとのことで退院手続きをして退院となりました。1泊2日の入院＋穿刺吸引細胞診でお会計27,640円でした。
01Dec
- 検査入院 1日目
  ■2018年10月16日穿刺吸引細胞診のため、埼玉医大へ1泊の入院です。（そういえば、甲状腺腫瘍に関するたくさんの方のブログを拝見しましたが、穿刺吸引細胞診で入院したというかたは全然いなかったです。埼玉医大が特殊というか慎重というかなんでしょうね。皆さんのように日帰りなら楽だし費用も高くならないのに！）13：30に入退院窓口にて入院の手続きをし、早速入院する病棟のナースステーションに向かいます。着いたらすぐ身長、体重、体温、血圧を測ってから病室へ。2人部屋を希望していましたが、空いていなかったようで6人部屋でした。真ん中だったので景色も何もありませんでしたね。すぐに看護師さんからいろいろ問診を受け、先生もお2人いらっしゃって検査の説明を受けました。さて、では持ってきた荷物の片付けをしようと思ったら今度は薬剤師さんが。アレルギーや薬に関しても問診を受けました。最近はアレルギーに関する問診が細かいですね。私は前回主治医に「桃とさくらんぼが痒くなるのでバラ科ですかね」と言ったら、ちゃんと伝わっていて、食事もきちんとバラ科のものを全て避けたものになっていました。元気なのに昼間から部屋着のような格好になるのはちょっと抵抗がありましたが、病院のベッドで私服の方が違和感あるかしらと思ってすぐにロンTとスウェットに着替えました。（病衣は1日100円ですが、借りませんでした）検査の時間は16：30。時間がだいぶあるので、お散歩がてら県民共済の診断書を申請しに内分泌内科の外来に行きました。診断書に記入して頂くには6,000円かかるとのこと。高い。。。少しぷらぷらしてタリーズがあるのを発見したので、検査が終わったらコーヒーでも買いにこようと思いながらひとまず病室へ戻る。時間までamazonのプライムビデオでダウンロードしておいた「グリム」を見て過ごしました。検査の時間になり、看護師さんに案内されて前回もエコーを取った超音波室に入ります。すでに先生が待機していましたが、主治医の先生に入院直後にいらした先生2人、その他にも数人いたのでびっくりしました。（大学病院だから学生でしょうか）早速エコーを当てながら針を打つ場所を決め、「ちょっとチクっとしますよ〜」と刺されましたが、本当に全然痛くありませんでした他の方のブログによっては、すごい激痛とか、あまり痛くないとかいろいろだったので、刺す場所や刺し方にもよるのでしょうね。もう1回刺して、計2箇所から細胞をとりました。消毒をして絆創膏を貼られて終了。痛くなくて本当に良かった〜。病室に戻ってもやることはないので、タリーズにいってチャイティーラテを買って病室に戻りました。そして持参したお菓子を食べ（笑）、音楽を聞いたりのんびり過ごしました。19時に夕食。全体的に薄味でしたが、なかなか美味しく食べられましたよ。ただ、量がかなり少なかったので全然もの足りませんでした。消灯まではまたiPadでプライムビデオを見て過ごし、22時の消灯したが、どこでも寝られる私、あっさりと眠りました
- 検査入院前の準備
  1泊の検査入院ですが、事前に下記のものを準備しましたよ。①限度額適用認定証今回、1泊だけなので必要にならないとは思っていましたが、念のため「限度額適用認定証」を会社の人事部に申請して取得しました。（国民保険の方は自治体の役所にて申請のようですね）知りませんでしたが、取得してから1年間有効だそうです。会社によるかもしれませんが、うちは申請してから3日後には手元に届きました！これを事前に病院に提出すると、所得額によって適用される限度額以上を支払う必要はありません。（後からの申請もできますが、先に支払いをしてから適用された分が返却されることになるので、手間になってしまいます）以前は制度を知っている人だけが利用されていたようですが、最近は病院の入院案内の書類一式に入っているようです。有難い制度ですね。②保険の共済金請求書類私が加入している保険は「埼玉県民共済」です。しばらくずっと医療・生命共済の2,000円コースでしたが、ちょうど1年前に新しくできた「新型・県民共済」の2,500円コースに変更しました。500円増やすだけで保証がぐっと上がるので、それならいいなと思って変更したのですが、その時の私を本当に褒めたいです入院の前にと思って、県民共済に電話して共済金請求の書類を送っていただきました。1泊2日の検査入院できちんと2日分のお支払いになるとのことです。次の日には書類が届いたので、病院には診断書を持って行きました。上記のコースだと、入院1日で15,000円の共済金が支払われますので、2日間だと30,000円ですね。入院費くらいは賄えるかな？掛け金を払っているとはいえ、有難いです。
- 甲状腺癌の可能性があると知ってから
  クリニックに行ったあたりから、甲状腺の腫瘍についてそれはもう沢山調べました。もともとシステム関連の仕事をしているので、気になったことはとことん調べるタチで、ネットに転がっている論文まで読む始末です。笑甲状腺のしこりのうち癌は稀で、ほとんどが良性（腫瘍ではなく、過形成と言われるものも含む）とのことですし、もし悪性だったとしても他の癌に比べれば進行はかなりゆっくりで予後も良く10年後の生存率は90％を超えますので結構楽観視していました。（甲状腺についての資料はネットにたくさん載っているのでここでは詳しく掲載しませんが、甲状腺癌の中でも「未分化癌」という癌は予後が悪いようです）病気の種類によると思いますが、甲状腺癌については調べる程安心感が増しました。良性にしても悪性にしても、基本的には手術して取ってしまえば良いのかなと！もともと楽観的な性格で、悩みも続かないポジティブシンキングなので、そのあたりは我ながらよかったなぁと思います
- 埼玉医科大学病院初受診
  ■2018年9月28日紹介状を持って、内分泌・糖尿病内科を受診してきました。ここの病院は敷地内の駐車場が段々畑のようになっていて分かりづらい。。。この日は初診なので、先生から問診と触診を受け、穿刺吸引細胞診をする検査入院の日程を決めました。その後血液検査とエコー検査を受け、入院するための説明を聞きにあちこち移動。東館は建てたばかりなのでとっても綺麗でした。血液検査はさすが大学病院と言う感じで、すごいたくさんの人がいましたよ。ちょっと気になって調べた入院の前納金、埼玉医大は15万円でしたので高いなぁと思っていたのですが、2泊3日まではなんと3万円で済むそうで、ラッキー検査入院は10月16日に。1日のお休みだったら「私用」で済みますが、2日間となると何となくだめかなと思い、どちみちこれから何日か病院通いでお休みもちょくちょく頂くことになるかもと思い、正直に言うことにしました。私：「甲状腺に腫瘍ができてしまって、検査入院で2日間お休みいただきます」部長：「え、腫瘍？大丈夫なの？お休みは気にしないでね！」役員：「長い人生いろいろあるからね」と言っていただき、遠慮なくお休みすることに。本当にありがたいです
- 内分泌内科クリニック受診
  我が家は母がよく埼玉医大にお世話になっているので、私も埼玉医大へ受診がしたかったのですが、紹介状がないと大学病院は5,000円程余計に料金がかかります。ちょっとそれは勿体無いし、時間もかかるので、まずは自宅から車で遠くない距離で、甲状腺を含む内分泌系の専門医である院長がいるクリニックに通うことにしました。■2018年9月14日残念ながら院長は不在だったので、副院長の診察を受け、この日は血液検査と尿検査だけ受けました。■2018年9月22日先日の検査の結果も出ているので、院長の診察です。問診を受け、初のエコー検査です。機械にジェルを塗り、首をグリグリと見ていきます。右の甲状腺に確かに腫瘍のようなもの（この段階では腫瘍と確定していないので、「結節」と言うそうです）があり、縦2cm×横3cmとのことでした。先生：「エコーだけでは良性と悪性の判断ができないので、穿刺吸引細胞診という細胞を取って検査をする方がいいですね。ここではできないので、埼玉医大に紹介状を書きますので、毛呂山の埼玉医大に行ってください」私：「え、川越じゃなくて毛呂山の医大ですか？」先生：「そうです。」がーん。川越の医大なら行き慣れているし近いのに・・・先生：「埼玉医大だと、細胞診は1泊入院ですよ。」私：「え、細胞診だけで1泊するんですか？」先生：「首は大事な神経とか血管がるので、万が一のためです」私：「分かりました。」検査入院となると一気に病人感が増すと言うか、大げさになったなぁと思いました。エコーで良性と悪性の判断が突かないと言われましたが、なんの症状もない私には全く実感が湧きませんでした。それでも検査入院で1泊なら2日間仕事をお休みせねば。何と言おうかな。
- 放置してから6年後の健康診断
  6年前の健康診断で始めて甲状腺肥大の指摘を受けてから6年間、その間は健康診断で特に指摘を受けなかったので、私も忘れていたり、思い出しても結局何も症状がないからいいか、と思って今まで放置していましたが、今年2018年7月の健康診断を受け、8月に結果が出ました。胸部X線（レントゲン）：E判定（要精密検査）所見：気管偏位、気道病変と書いてありました。え、胸部X線？それって肺に問題があるの？と思いましたが、所見にある「気管」「気道」って、甲状腺の周辺だよね。じゃあ甲状腺の腫れが大きくなって気管とかを圧迫しているのかも・・・これは流石に病院に行くか、と覚悟を決め病院探しをすることにしました。
- 甲状腺の腫れに気づいた日
  始まりは今から6年前、2012年7月の会社の健康診断でした。一通りの検査を済ませ、最後に内科の診断で先生に首を触られた際に先生：「右の甲状腺が肥大していますね。病院で診てもらってください」と言われました。自分で触ってみて、確かに腫れてる。気づかなかった。。。私は甲状腺という名前を知らなかったので、私：「それって何科ですか？」先生：「病院によって違いますが、専門病院もありますよ」私：「分かりました。行ってみます」と言いつつも、なんの症状もありませんし、甲状腺についての知識もまったくなかったので、そのまますっかり放置してしまったのです。今思うと進行が非常にゆっくりな癌で本当に良かったです。無知って怖い
- 甲状腺乳頭癌の記録をはじめます！
  はじめまして！昨日、甲状腺乳頭癌の診断を受け、自分の闘病記録として、また、これから甲状腺癌等と闘う方のご参考になればいいなと思い、ブログに綴ることにしました。そもそも、私は乳頭癌よりも濾胞癌か濾胞腺腫や腺腫様甲状腺腫という良性腫瘍の方を疑われていました。甲状腺乳頭癌は甲状腺癌の中でも90〜95％で、濾胞癌は5％です。その濾胞癌だとやはり闘病記録のブログを書いている方が少なかったので、私もその記録を書いて他の方の参考になればいいなと思って始めようと思ったのですが、実際に結果が出たら乳頭癌でした。それでもせっかくなので、ここに綴っていこうと思います。少しでもご参考なれば嬉しいです

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