映画「碁盤斬り」 | いろいろかいろ、釣り游記(たあさんの備忘録)!?

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ご無沙汰しております。約一年ぶりのブログ復活になりすかね。
老年期に入った土佐のおんちゃんの戯れ言、グダグダなブログ再開です。

みなさん、こんばんは。

ご機嫌いかがでしょうか?


今日は夜中から大雨で、四国方面では線状降水帯が発生するかもしれんとか…………

そんな中、たあさんと奥方はイオンモールへGO〜〜〜!


その第一目標は、TOHOシネマズで映画「碁盤斬り」を観ること。



この映画、原作はあるんですが、その元になったのが落語の人情話なんですよね。

落語は全てが小噺や笑い話ではなく、時にはホロリとさせられるいい物語があるんですが、それが人情話しと言われております。

その中のひとつに「碁盤斬り」があります。または「柳田格之進」とも云うらしいですな。

主役の柳田格之進に草薙剛さん。その一人娘に清原果那さん。

たあさん、結構時代劇映画が好きでしてね。藤沢周平原作の「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」とかは映画館で観たし、黒澤明監督の時代劇映画も大好きです。黒澤組出身監督とスタッフが撮った山本周五郎原作「雨あがる」も秀作でしたね。

善が悪を懲罰する娯楽的時代劇はテレビだけで充分です。武士としての誇りをたもち、時には悲哀を飲み込んで生きる姿は、今を生きる我々にも相通じる何かがありますね。


すでに公開されて一月経ちますが、今日漸く観ることができました❢

始め、物語は淡々と進むのですが、途中からは一転、物語にぐいぐいと惹きつけられます。

そして、物語は………

主役の柳田格之進(草薙)の覚悟、その娘のおきぬ(清原)の覚悟。

その結末は………

終盤になって遊郭の女将(小泉今日子)の言葉に、たあさん思わずウルッとなっちゃいましたわ。

これは落語の人情話しなんで、最後はある意味ハッピーエンドなんですが、主人公柳田格之進のひとりの人としての覚悟をラストで観ることができます。

もう公開期間も少ないとは思いますが、ぜひ観ていただきたい映画です。

以上、おしまい。