モロー反射は、乳児健診で出現をチェック。生存確率を高める人体のメカニズム | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

原始反射は、 

医療、保育ではおなじみの

人体の機能と書きましたが、

 

生後1か月健診では、

モロー反射のチェックが

おこなわれます。

 

赤ちゃんを抱っこした状態から、

頭の支えを離します。

 

そうすると、後ろに倒れますね。

 

後ろに倒れると、

赤ちゃんは身体をパッと開き、

その後スーッと丸まります。

 

この反応がモロー反射です。

 

赤ちゃんは受け身を取れるほど

発達していないので、

 

落下したときに接着面を広くして

生存確率を上げるという

身体の自動システムです。

 

 

大きな音や強い光にも、

同様の反応をします。

 

これは、まだ危険を察知して

対処する能力が発達していないために、

危険になりうる要素に反応する

システムになっているためだと

言われています。

 

1か月健診でモロー反射

反応が見られない場合は、

障害の可能性があるとして、

より詳しい検査をおこないます。

 

健診の項目に

入っているくらいですから、

反応が出ることが重要なのです。

 

 

 

 

では、統合されていない(反応が

出なくなる状態にならない)と、

どうなるのでしょうか?

 

 

たとえば、刺激に反応して、

意図しない動きをしてしまうことが

あります。

 

車のクラクションにビクッとしたり、

声が出たり。

 

つま先を内またにすると、

自然と猫背になったり、

手の甲が前に向いたり。

 

転んだ時に手が開いて、

顔や歯を怪我するのもモロー反射です。

 

 

逃げ癖や先延ばし癖が気になる人、

イライラしやすい人は、

モロー反射の残存の可能性大。

 

モロー反射は闘争逃避の

反応をしやすいからです。

 

気合を入れて何かに取り組み

上手くいかせてきたけれど、

本当はもっと力を抜いて

自然体でできたらいいなぁと

思っている人もモロー反射

影響が強い人です。

 

闘争モードを活かしている例です。

社会への適応はしていますが、

心身のエネルギーロスは大きめです。

 

また、モロー反射固める反射は、

命の危険の可能性がある要素に

反応して出る動きなので、

 

反射が活性化した状態にいると、

「怖い」「不安」だと感じやすくなります。

 

安全で平和な場にいても、

身体はどこか恐怖や不安を感じている

というわけです。

 

 

変えたいと心に決めても

イマイチできないこと、「思っちゃう・

感じちゃう・そうなっちゃう」ことは、

反射の影響である可能性が

高いですよ。

 

反射は大脳(思考)を

通さない反応なので、

思考でコントロールしようとしても

難しい面があるのです。

 

「セラピーやカウンセリングで

  楽になったけれど、

  抜けられない何がある」という人は、

 

固める反射・原始反射の統合に

ぜひ取り組んでいただきたいです。

 

 

 

 

世の中のメソッドは、

あう・あわないがありますが、

反射の統合があわない人はいません。

 

なぜなら、反射の統合は、

すべての人類が本来しているべき

発達のメカニズムだからです。

 

 

反射が統合している状態が

人間としてあるべき本来の姿。

 

しかし、

自然から離れた生活の中で、

自然な反射の統合が難しくなりました。

 

統合していないと、

心や身体に不具合が出る

可能性が高まります。

 

 

反射の統合を進め、

人間として本来あるべき機能に

発達させること。

 

それが、心と身体を最適化する

大切な土台となります。

 

 

【参考】

原始反射は、 医療、保育ではおなじみの人体の機能

 

 

 

統合したい!

 

学びたい!

 

 

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反射の統合をする・学ぶ

 

 

 

生成発展アクティベーター

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梅田幸子

綸枢

 

 

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