原始反射は、 医療、保育ではおなじみの人体の機能 | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

 

赤ちゃんの手のひらに触れると、

ギュッと握り返すしぐさをします。

これは、手の反射(手掌把握反射)

 

このかわいいしぐさは、

赤ちゃんの意思や感情とは関係なく、

刺激に反応して動いています。

 

また、

赤ちゃんのほっぺたを

指でツンツンすると、

ツンツンされたほうを向いて

その指をくわえ、吸い始めます。

 

これは、口の反射(吸てつ反射、探索反射)。

おっぱいを飲むための反射です。

 

赤ちゃんは

「お腹がすいてきたな」とか

「そろそろ食事の時間だ」と

いうような意思を持って

おっぱいを飲むのではなく、

刺激に反応して飲んでいるのです。

 

このような

赤ちゃんの特徴的な

反応を原始反射といいます。

 

そもそも反射には、

原始反射以外にも、

たくさんの種類があります。

 

反射とは、受けた刺激が

大脳(思考)を介さないで、

神経中枢から筋肉などに

反応となって伝わること。

 

たとえば、虫が飛んできて

目に入りそうになったら目をつぶるとか、

熱いものに触ったら自然と手が引っ込む、

脚気の検査(膝蓋腱反射)なども

「反射」です。

 

反射の中には、

一生、出続けて活躍している

べきものと、

 

適切な時期に出現し、統合して

発動しない状態になるべきもの

があります。

 

一生、活躍してくれないと

いけない反射は、脚気のテストや

熱いものに触れたら手が引っ込む

反射、目に虫が入りそうになったら

閉じる動き。

 

いっぽう、

手をぎゅっと握るしぐさや、

おっぱいを飲むための反応などの

原始反射は、赤ちゃんの時に出現し、

 

その反射が必要な時期にしっかり

使いきって統合し、

 

反応が出なくなる(統合)すべき反射です。

 

原始反射は、

保育士や理学療法士の試験でも

出題範囲で「〇か月に出現し、

〇か月ごろに原始反射の動きは

自然と消失する」と書かれています。

 

しかし、自然に消失しない人

(統合しない人)もいるのです。

 

様々な条件によって

統合していない人の数は増えています。

 

反射は、刺激に反応して、

大脳(思考)を通さずに筋肉などが

反応すること。

 

適切な時期をすぎて原始反射があると、

自分の意思とは関係ない反応が

おこります。

 

意思でコントロールできない反応が、

生きづらさや、

運動音痴、

学習の非効率、

コミュニケーションの不具合、

苦手な仕事、

メンタルの弱さや不安定、

姿勢の悪さ、

脳の未発達などの

根本的な原因だったりするのです。

 

 

 

 

 TODAY'S
 
天職部

 

 

 

 直近の予定 

 

●1月7日 (日)zoom

固める反射と原始反射の質問会

 

●1月15日(月)大阪

原始反射コア講座

 

●1月20日(土)大阪 

出版15周年記念トークショー&ミニパーティ

天職部の枠で行いますので、お申込みは、こちら

 

 

 

反射の統合をする・学ぶ

 

1/15、3/29

 

才能を開く根っこを 育てる「反射の統合」と「ネガティブ感情のリリース」研修

2/25、3/13、3/21

 

ボール遊びの「発達プロセス」セミナー

3/28

 

 反射の統合ワーカーさんからしてもらう

 

 

生成発展アクティベーター

天職コンサルタント

 

梅田幸子

綸枢

 

 

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